長友佑都が明かした「W杯の魔力」 時差ボケで3時起き…蒸し暑い環境も「全く疲れない」

モンテレイで事前キャンプがスタートした
北中米ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表は現地時間6月3日、メキシコ・モンテレイで事前キャンプをスタートした。DF長友佑都(FC東京)は、自身5大会目となるW杯に向けて「いよいよ、この地に来ると特別なW杯のエネルギーが湧き上がっている感じがします」と心踊らせた。
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初日は約1時間半の練習メニュー。この日のモンテレイは最高気温は31度、湿度は70%の蒸し暑い環境だったが、39歳の長友は大粒の汗を流しながら軽快な動きを披露した。
当初、予定していた練習場の状況が悪く、場所を急遽変更。練習時間も想定より暑くならなかったことから、午後5時から午前10時に早めた。モンテレイは日本とは時差が15時間ある環境だが「移動の疲れとか時差とか、今日は3時に目覚めてそこから寝てないですけど、もうこれがW杯の魔力というやつですかね。全く疲れを感じないです」と元気な姿を見せた。
日本は5月31日のアイスランド戦以降は、対外試合を組まずに調整することを選択した。「ヨーロッパ組は1年間やって来ているんで、その疲れを残さずにフレッシュな状態で初戦にぶつけていくという意味では、僕は非常にいいんじゃないかなと思っています。ここに来ていきなり技術も、能力も上がるわけじゃないので。あとはコンディションを最高の状態に持っていくだけ」と落ち着いて話した。
苦い経験がある。2014年のブラジルW杯では、ベースキャンプ地のイトゥが涼しい環境で、初戦のコートジボワール戦では体が動かなかった。この試合に1-2で敗れると、その後も立て直すことができずにグループリーグで敗退した。「自分たちの合宿地がすごい涼しくて、その初戦のコートジボワールのレシフェが本当に暑くて。その教訓は生かしているんじゃないかと思うんで。事前キャンプで暑い中で合宿して、そこに慣れておくのは非常に大事なポイントだと思います」と振り返った。
今回の合宿前には過去のW杯を6試合見た。その中にはコートジボワール戦もあった。試合を見るのはブラジル大会後、初めてだった。「ブラジルW杯の試合は1試合も見たくなかったんですよね。傷が残っていたので。でも今回見てみようと思ったら、もう20分ぐらいから落ちてましたね。僕だけじゃなくて全体的に。涼しい所からいきなり暑い所で試合をしたのは大きかったんじゃないかなと思います」と明かした。
そのブラジル大会を含めて4大会を経験していることは自身の、そしてチームの財産となる。「その経験も後輩たちに伝えられるし、自分自身も改めて見て、やっぱりコンディションの管理の仕方や上げていき方は大事だと気づいた。しっかりと伝えていきたいと思います」。W杯を熟知する39歳が、チームを支えていく。
(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)














