W杯で誕生日「日本以外は初めて」 21歳FWが決意…飛躍の1年“集大成”「ステップアップするにしろ」

後藤啓介が21歳の誕生日を迎えた
日本代表FW後藤啓介が6月3日、メキシコ・モンテレイで行われた北中米ワールドカップ(W杯)事前合宿の初日に21歳の誕生日を迎えた。W杯初出場の191センチFWは人生初の“海外バースデー”。グループステージ初戦のオランダ戦まであと11日に迫るなか、難敵相手にジョーカーとして「こじ開けるのは途中から出る選手」と覚悟を示した。
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気温30度を超えるモンテレイ。日光が突き刺すように照り付け、蒸し暑さに包まれた。後藤はトレーニング開始前から1人ピッチに姿を現し、名波浩コーチとゆっくりランニング。21歳の第1歩をメキシコの地で踏んだ。
「日本以外で誕生日を迎えられることが初めてなので、新鮮です。森保さんからも『お誕生日おめでとう』と言ってもらいました。メンバーに選ばれる前から、もし選ばれたらメキシコで迎えるということもわかっていたので、特別感もありますし、W杯の前という重要なタイミングで祝ってもらえるのは本当に嬉しいことかなと思います」
昨年11月に日本代表へ初選出されてここまで国際Aマッチ4試合に出場。初めて臨むW杯では“ジョーカー”としての出場する可能性が高い。「こういう使われ方はジュビロ時代以来で。久しぶりの感覚。途中から入る難しさは体力面も試合に流れに入るのも難しい」。それでも、前回大会でMF堂安律やFW浅野拓磨らが活躍したように「0-0や均衡した試合の中でこじ開けるのは途中から出る選手だと思う。実際にそれを得意分野としていた。代表でどういう使われ方をしてもやれる自信がある」と、闘志を燃やした。
充実の1年を過ごした。シント=トロイデンに加入して公式戦40試合13ゴール8アシスト。20歳でA代表入りを果たして、とんとん拍子でW杯切符を掴んだ。小学6年生の時に書いたマンダラチャート(9マスの目標達成シート)では「21歳でW杯に出る」と書いた。17歳でプロデビューし、丸4年。24年1月にアンデルレヒトへ渡り、1年半は苦しい時間を過ごしたが、シント=トロイデン移籍で世界が変わった。
「本当に理想通りでこんなにうまくいくとは思っていなかったけど、目指していたので。いいタイミングでW杯もありますし、ステップアップするにしろ、アンデルレヒトに戻るにしろ、シント=トロイデンで積み上げたものが絶対に生きてくる」
W杯でスタートする21歳。実りある1年にするため、ひたすらゴールを目指して走り続ける。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

















