宮本会長、吉田麻也への花道は「日本に今までなかった」 サッカー文化定着の「きっかけになる」

JFA会長の宮本恒靖が吉田麻也の花道について言及した
日本代表は5月31日、MUFGスタジアム(国立競技場)で北中米ワールドカップ(W杯)に向けた壮行試合となるキリンチャレンジカップ2026に臨み、アイスランド代表に1-0で勝利した。この試合限定で代表復帰を果たし、スタメンに名を連ねたDF吉田麻也は前半14分までプレー。交代時には日本代表と、アイスランド代表の選手たちによる花道がピッチに作られた。日本協会の宮本恒靖会長は「そういう文化が今後定着していくひとつの、きっかけになればいい」と語った。
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この試合では、長年チームを支えた吉田を労い、送り出すという特別な演出が行われた。欧州のクラブなどではよく見られる光景だが、宮本会長は「彼自身が長く代表チームに貢献してくれたことが大きかった」と感謝を口にしたうえで「日本には今までなかったが、そういう文化が今後定着していく一つのきっかけになればいい」と語り、急逝した釜本邦茂さんへの黙祷も含め、監督や協会、チーム全体でこうしたリスペクトの形を作っていく意義を強調した。
アイスランド戦でのパフォーマンスについても、宮本会長は「跳ね返すところや、がっしりと(マークに)つくところなど、存分に“麻也っぽさ”を見せてくれた」と高く評価。さらに、若き日のアジアカップでの退場劇などを引き合いに出し、「代表でやっていくにつれて成熟していった」とその成長の軌跡を称賛。「本大会の準備の場に彼がいてくれるというのは、日本のサッカーにとって非常に大きい」と、現在のチームにおける存在感の大きさを改めて語った。
長年キャプテンマークを巻き続けた吉田の姿勢は、確実に若い世代への財産となっている。宮本会長は「みんなが同じキャラクターを持っているわけではないが、『リーダーとはこういう姿か』『キャプテンになりたい』と思っている選手がいる中で、彼が背中で見せたものは大きい」と指摘する。
堂安律らの名前を挙げつつ、「そういったものは確実に引き継がれていく」と語った宮本会長。吉田麻也という偉大なセンターバックが残した規律と魂は、W杯本番へ向かう新しい日本代表の強さとして、確実に継承されていく。
(FOOTBALL ZONE編集部)















