就任1年目で圧倒的V「感謝しています」 WE最優秀監督、愛息が明かす素顔「頑張っているお母さん」

神戸の宮本ともみ監督【写真:(C) WE LEAGUE】
神戸の宮本ともみ監督【写真:(C) WE LEAGUE】

WEリーグアウォーズで最優秀監督賞を受賞した宮本ともみ監督

 日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)の2025-26シーズンを締めくくる「WEリーグアウォーズ」が26日に都内で開催され、リーグ優勝のINAC神戸レオネッサを率いた宮本ともみ監督が今季の最優秀監督賞に輝いた。

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 4シーズンぶりのリーグ制覇を果たしたチームは、攻守において他を寄せ付けない強さを発揮。2位に勝ち点9の差をつけての優勝となった。授賞式の壇上に上がった宮本監督は、充実感をにじませながら激闘のシーズンをこう振り返った。

「素晴らしい名誉な賞をいただきました。この賞をいただけたのも、選手とスタッフに恵まれたからこそ。チームが誕生して25年経ちましたが、ここまで関係した全ての方々に感謝しています」

 就任1年目でいきなり優勝。平坦な道のりではなかったが、残した結果には胸を張った。

「このシーズン、簡単な試合は1つもありませんでした。目の前の一戦に向かっていたことがこの結果につながりました。だからこそ、(リーグ戦22試合で)50得点13失点という、強さを見せられたと思います。これからも圧倒的な強さでWEリーグを盛り上げられるように戦っていきます」

 4年ぶりの戴冠の原動力となったのは、これまであと一歩のところまで迫りながら悔しさを味わってきた“ベテラン選手の力”だったという。

「それまで優勝できなかったベテランたちの悔しさがあったからこそ、目の前の勝利に集中して、やるべきことをやり切ってくれた」と、指揮官は苦しい時期を乗り越えて歓喜を掴み取った選手たちを称えた。

 スピーチの終盤、栄光をつかんだ指揮官にはサプライズが用意されていた。宮本監督の長男・耀大さんが、祝福の花束を手に登場。会場は温かい拍手に包まれた。

 予期せぬ愛息の登壇に驚きの表情を見せた宮本監督。マイクを持った耀大さんは、「いつも夜遅くまで動画編集をして頑張っているお母さんです。優勝おめでとう」と、自宅での知られざる努力を明かしながら、日本一のクラブを率いた母へ最高の労いの言葉を贈った。

 スタジアムで見せる指揮官の表情から、一瞬にして優しい“母の顔”へと戻った宮本監督。家族の支え、そして選手・スタッフとの絆を力に変えて、周囲とともに掴み取った最優秀監督賞となった。

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