優勝予想で堂々トップ…無敵艦隊復活へ 充実のタレント、久保建英の同僚ら盤石布陣で隙なし|スペイン

スペイン至宝のラミン・ヤマル【写真:ロイター】
スペイン至宝のラミン・ヤマル【写真:ロイター】

今大会の優勝候補スペイン、ラミン・ヤマルの復帰はいつになるか

 2年以上の無敗を誇る「無敵艦隊」が北中米共催ワールドカップ(W杯)で本命視される。スペイン代表は世界最強レベルの総合力で2回目の優勝を狙いに乗り込んでくる。

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 グループHはFIFAランキング2位のスペインを筆頭に、ウルグアイ(17位)、サウジアラビア(61位)、初出場のカーボベルデ(69位)が入る。ウルグアイとの対戦はグループ最終戦だけに、それまでの2試合ですんなりと突破を決めておきたいところだろう。

 どこを取ってもスター揃いのチーム編成だが、注目度の高さという点ではFWラミン・ヤマルが一番だろう。2024年の欧州選手権でもすでに代表チームの一員として優勝の力になったアタッカーは、18歳になった今季はFCバルセロナで公式戦45試合出場24ゴール18アシストという圧倒的な結果を残すエース格だ。シーズン終盤を負傷欠場したが本大会に合わせてくる見込みであり、組み分けに恵まれたことも大会の後半に向けて調子を上げていくには好材料だろう。バルセロナの同僚FWフェラン・トーレスとのコンビでゴールを量産する姿が予想される。

 中盤に目を向ければ構成力抜群のMFペドリ、MFロドリの盤石ともいえるダブルボランチ。MF久保建英の同僚でもあるFWミケル・オヤルサバルら劣らぬ名手たちがメンバーにずらっと並ぶ。特に開幕2試合はゲームを完全に制圧して敵陣に押し込み続けるような試合展開になる可能性は十分だ。

 チームを率いるのはルイス・デ・ラ・フエンテ監督で、2021年に東京五輪で銀メダルを獲得し、2023年から代表チームの指揮を執る。それ以来、90分の試合で敗れたのは24年欧州選手権に向けた予選で突破を決めた後のスコットランド戦と、24年3月の国際親善試合コロンビア代表戦の2試合のみ。その欧州選手権では準々決勝のドイツ戦こそ延長戦に持ち込まれたがグループリーグから全勝で優勝し、今大会の欧州予選も無失点の5連勝であっさりと突破を決めた。最終戦のトルコ戦こそ2-2で引き分けたが、全くスキのない姿を見せている。データを専門に扱う「OPTA」社の優勝予想ランキングでも堂々のトップに君臨するなど、世界的に優勝候補の最右翼として認識されるだろう。

 過去の最高成績は2010年南アフリカW杯での優勝で、当時の主力で決勝戦の優勝を決めるゴールを奪ったMFアンドレス・イニエスタや得点王のFWダビド・ビジャは、後にヴィッセル神戸でプレーした。初戦から決勝までの日数が最も少ないため不利と言われたグループHから栄冠に輝いたが、48チームに増えてグループが増加したとは言え、今回も縁起のいいグループに入った。

 とはいえ、世界中にファンを抱えて優勝候補に挙げられながらも不安定さを出す悪癖は頭をよぎる。前回のカタールW杯ではモロッコ、ロシアW杯では開催国ロシアと、2大会連続して決勝トーナメント1回戦で伏兵を相手にPK戦で散った。14年ブラジルW杯はグループリーグ敗退と直近の3大会は不本意な成績に終わっているだけに、恵まれた抽選結果と思われていることこそが最大の落とし穴なのかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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