強豪集結のF組は「死のグループ」 激戦必至の日本、初戦オランダに「アップセットを起こせれば」

グループFは日本、オランダ、チュニジア、スウェーデンが同居
日本代表が入っているグループFは、アメリカの老舗スポーツ誌「Sport Illustrated」が北中米ワールドカップ(W杯)における「死のグループ」と展望したように、実力伯仲の難しいグループと見られている。
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FIFAランキングを見てもオランダが7位、日本が18位、スウェーデンが38位、チュニジアが44位となっているが、FIFAランク50位以下がいないグループは、開催国の一枠であるアメリカが入っているグループDを除くと、このグループだけだ。
絶対的な本命と見られているのは、日本が初戦で対戦するオランダだ。日本は2010年の南アフリカW杯でも対戦し、MFウェズレイ・スナイダーに決勝点を決められて0−1で敗れた。今大会のチームも、フランスやスペインほど前評判は高くはないが、すべてのポジションに能力の高い選手たちが揃っている。
3月にはノルウェーに2−1で勝利。先発7人を入れ替えて臨んだエクアドル戦では前半12分に退場者を出しながらも1−1で引き分けた。左サイドのFWコディ・ガクポが得点力を発揮。サイドからでも点が取れることを示した。ここに、オランダ代表の歴代得点ランキングでFWロビン・ファン・ペルシーの記録を上回ってトップに立ったFWメンフィス・デパイが戻ってくれば脅威は増す。
ドイツ、スペイン、ブラジル、イングランドといった強豪からも勝利を収めてきた森保ジャパンは、相手にボールを保持させてカウンターという形がハマってきた。このグループでは、その戦い方が最もできる相手になりそう。2大会連続で、初戦からアップセットを起こせればラウンド32進出に大きく近づく。
アフリカ予選を9勝1分けと圧倒的な結果で突破したチュニジアは、守備が堅い組織的なチームで日本にとってはやりにくい相手となりそうだ。アフリカ・ネーションズカップの後にサブリ・ラムシ監督にチームを託したが、攻撃陣のタレントという点ではグループで最も劣る。対戦する3か国にとっては、どれだけゴールを決めきれるかがポイントになるはずだ。
欧州予選で1勝もできず(0勝2分け4敗)、欧州ネーションズリーグの成績で出場したプレーオフを制してW杯出場を決めたスウェーデンは、大会に2人の主力が間に合うかどうかで大きく戦力が変わってくる。足首の負傷でプレーオフには不在だったFWアレクサンデル・イサクがチームに戻り、プレーオフ2試合で4得点を挙げたFWヴィクトル・ギョケレシュと攻撃陣を組めば、攻撃力は格段にアップする。日本と対戦する第3戦のころには、コンディションも上がってきている公算が高い。
厄介なのは、このグループを首位、もしくは2位で通過しても、ラウンド32ではブラジルとモロッコがいるグループCの上位2チームと対戦することになる点だ。どのチームにとっても決勝トーナメントの初戦でこの2チームとは対戦したくないところで、このグループは3位抜けするのがベストではないかという見方もされている。先を見すぎると足をすくわれるということは多々あるが、意識せざるを得ないのが本音だろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
















