北中米大会をかき回す台風の目 21歳ダブルエース…ベテラン司令塔擁するダークホースが4強再現へ|トルコ

ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督率いるトルコ代表…ギュレル、ユルディズのダブルエースが存在感
2002年日韓ワールドカップ(W杯)で3位入りしたトルコが、6大会ぶりに大舞台へと戻ってきた。欧州で活躍するスター選手を擁するチームは、北中米W杯で上位進出を狙う。
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FIFAランキング22位のトルコが戦うグループDは実力伯仲のチームが揃った。開催国であるアメリカ(16位)、アジアの雄オーストラリア(27位)、南米の曲者パラグアイ(40位)と、どの国がグループステージを突破するのか予想しづらい混戦となるだろう。
欧州予選では強豪のスペインと同組に入り、4勝1分1敗の好成績で2位でプレーオフに進出。ルーマニア、コソボといずれも1-0で粉砕し、6大会ぶり3度目の本大会出場を決めた。2024年開催の欧州選手権では8強に進出するなど存在感を見せており、今大会のダークホースになり得る。
トルコの躍進はダブルエースの活躍によるところが大きいだろう。その1人がスペイン1部レアル・マドリードの中心選手MFアルダ・ギュレルだ。今季リーグ戦で32試合4得点9アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)で14試合2得点4アシストとチャンスメイカーとして輝きを放った。代表チームでは通算28試合6得点7アシストとレフティーはなくてはならない存在だ。
左ウィングを主戦場とするFWケナン・ユルディズはイタリア1部ユベントスで背番号10を任される逸材だ。今季リーグ戦で36試合10得点7アシスト、UCLで10試合1得点3アシストと違いを見せている。187センチの長身と鍛えられたフィジカルの強さは並外れており、足元の技術も秀でているため突破力に優れている。ともに2005年生まれの21歳のダブルエースのプレーに注目が集まる。
そして、このダブルエースを中盤から支えるイタリア1部王者インテルのMFハカン・チャルハノールが正確無比なキックでゲームを作り、プレースキックでゴールを演出する。さらにW杯出場がかかる欧州POコソボ戦で決勝ゴールを奪ったFWケレム・アクトゥルコールは代表通算51試合15ゴールと強力なアタッカーを揃えている。
攻守ともに隙がない粒揃いのメンバーを率いる指揮官は、元イタリア代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督だ。元日本代表MF中田英寿氏とともにローマのセリエA制覇を果たしたストライカーは、指導者としてACミランやフィオレンティーナといった母国の名門を指揮し、2023年9月にトルコ代表監督に就任。同代表では31試合で18勝を挙げて、24年ぶりとなる世界の祭典へと導いた。
1954年スイス大会で初出場を果たしたトルコは、2度目の出場となった2002年日韓大会まで48年もW杯から遠のいた。それでも日韓大会では決勝トーナメント1回戦で日本を打ち破り、最終結果は3位と躍進した。そして今大会も4強進出の再現を可能にするポテンシャルを秘めている。主軸のダブルエース、ベテラン司令塔チャルハノールら強力な布陣で北中米大会をかき回す台風の目となるか注目したい。















