レアル会長がC・ロナウドの無実と残留明言 「彼が収入を隠したことは一度もない」

「ロナウドは今後も残留する」

「我々は法律事務所とも話をした。プレミアリーグでプレーしていた頃から、彼は自分の肖像権を得るための組織を持っていて、それはスペインでのものと同じものだ。彼は収入を隠したことは一度もなく、所得を申告している。現時点での“脱税”という印象は相応しくなく、一部のメディアはこの状況を静観していない」

 このようにペレス会長は話している。「ロナウドはレアル・マドリードの選手であり、今後も残留する」と話すと同時に、ロナウドに対して浴びせられる“ヤジ”についても言及している。

「ごく少数のファンからの声は、ロナウドや他の選手にとって由々しきことだ。もし我々がクラブに所属する感覚を持っているなら、選手は我々のもので、家族の一員である。家族の誰かをはやし立てるのは普通のことではない」

 ペレス会長はこのように、ピッチ内外での問題に毅然とした対応を見せている。レアルひいきで知られる同紙を使っての剛腕会長の言葉は、クラブに関わる人々、そしてマドリディスタに向けての“ロナウドをサポートせよ”との意思表明であるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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