レジェンドに「追いつけるように」 背負う伝統の重み…エースを支える家族の存在「いつも私の支え」

インタビューに応じたFC東京のマルセロ・ヒアン【写真:©FC東京】
インタビューに応じたFC東京のマルセロ・ヒアン【写真:©FC東京】

マルセロ・ヒアンがレジェンドたちへの思いを引き継ぐ

 昨季、サガン鳥栖からFC東京に期限付き移籍し、今季から完全移籍を果たしたFWマルセロ・ヒアン。青赤のブラジル人ストライカーにFC東京への思いを聞いた。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真/全3回の3回目)

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 今季から、かつてFWルーカス、FWディエゴ・オリヴェイラら、ブラジル人ストライカーが背負ってきた背番号9を引き継いだヒアン。アマラオ氏、ルーカス氏の伝統チャントも継承され、ヒアンがゴールを決めれば、スタジアムに何度も名前が響き渡る。

 かつての大先輩たちに追いつき、追い越せ。ヒアンは「非常に光栄」と背負うものの責任を感じながら、「もっと貢献しなくてはいけない」と力を込める。

「そういった偉大な選手のチャントを引き継いでもらっているというのは、非常に私にとっては光栄だし、嬉しいですね。試合中にとてもモチベーションも上がる応援だと思っています。もちろん私はまだ来たばかりですので、もっともっとFC東京に貢献しなくてはいけない。彼らに追いつけるようにこれからもチームに貢献していきたいです」

 昨季はブラジル人のDFエンリケ・トレヴィザン、FWエヴェルトン・ガウディーノ、FWマルコス・ギリェルメといった同胞たちが在籍したが、それぞれが活躍の場を求め、クラブを離れた。ヒアンは「(ポルトガル語で)コミュニケーションが取れない寂しさはある」と認めながらも、「悲しいとか、マイナスな感情は全然ありません」と思いを話した。

「寂しいかと言うと、もちろんそれは嬉しくはないですけど、でも今年で言えば、私個人もチームも成績が凄く出ていると思っているので、非常に充実感があってやりがいがあるシーズンだと思っています。」

 今季は明治安田J1リーグ13試合で5ゴール4アシストを記録しているヒアン。その裏には家族からの大きなサポートがある。家族のためにも東京でゴールを決め、おなじみの敬礼ポーズで感謝の気持ちを伝えていく。

「本当に奥さんと娘というのは、いつも私の支えになっています。彼女たちがいなければ、マルセロ・ヒアンという今の存在もなかったと思っていますので、非常に感謝しています。ゴールを決めた時やアシストした時というのは、彼女たちにパフォーマンスも含めて届けているつもりですので、いつも感謝の気持ちでいっぱいです」

 毎試合、ゴール裏で声を出すファン・サポーターへの思いも忘れない。「ファン・サポーターと戦って、みんなで喜び合いたい」という強い思いを持って、残りのシーズンにぶつけていく。

 クラブのレジェンド、家族、ファン・サポーターへの思いも抱きながら、日本で挑戦の日々を過ごすヒアン。青赤のエースとして、これからもゴールを量産し続けていく。

(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)



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