女性初の優勝監督「難しい試合に」 予想外の苦戦…精神的にも「考えすぎてしまった」

INAC神戸の宮本ともみ監督【写真:(C) WE LEAGUE】
INAC神戸の宮本ともみ監督【写真:(C) WE LEAGUE】

INAC神戸の宮本ともみ監督、優勝決定後に予想外の苦戦「難しかった」

 前節に圧倒的な強さでWEリーグ制覇を成し遂げたINAC神戸レオネッサは、5月10日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた第21節で、ちふれASエルフェン埼玉と対戦した。チャンピオンとして臨んだ一戦であったが、宮本ともみ監督が「非常に大事な試合」と位置付けたゲームで、予想外の苦戦を強いられることとなった。

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 試合は引いて守るEL埼玉を相手に、I神戸が攻めあぐねる展開が続いた。特に、EL埼玉のGK浅野菜摘のビッグセーブが何度もあり、I神戸の攻撃陣を苦しめた。宮本監督も「こじ開けるのにかなり苦労した」と相手の守備を称賛しつつ、難しい試合運びになったと語った。

 均衡が破れたのは、試合終了間際の後半44分。MF成宮唯がゴールを叩き込んだ。チームの柱である成宮について、宮本監督は「相当背負っていたものが大きかった」と心中を察しながらも、勝利を決定づける仕事ぶりに「本当に嬉しい」と笑顔を作った。

 女性指揮官として初のWEリーグ優勝監督となった宮本監督は試合後、「優勝が決まった後は、モチベーションのキープも含めて難しい試合になった」と率直な胸の内を明かした。

 大きな目標を達成し、プレッシャーから解放された後の精神的なコントロールには、一筋縄ではいかない難しさがあったという。「相手がしっかり構えて守備をしてきた」こともあり、選手たちのなかに「考えすぎてしまった」ような硬さが生じたと振り返った。今週の準備や試合前の声掛けを含め、指揮官自身にとっても「反省点の多い試合になった」と吐露した。

 次節、16日のサンフレッチェ広島レジーナ戦は今シーズンを締めくくるホームでの最終戦となる。宮本監督は「自分たちらしいスタイルを貫いて、最後は『This is INAC』という試合を見せたい」と、さらなる進化と有終の美を飾ることを誓った。

(砂坂美紀 / Miki Sunasaka)



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