“神様”も脱帽した鬼木鹿島「ものすごく進化」 首位を独走…称賛した2つの要因「固まっている」

ジーコ氏が鬼木鹿島の強さを語る【写真:FOOTBALL ZONE編集部 & 徳原隆元】
ジーコ氏が鬼木鹿島の強さを語る【写真:FOOTBALL ZONE編集部 & 徳原隆元】

鬼木監督「自分たちの力で優勝できる」

 元日本代表監督で、鹿島アントラーズのクラブアドバイザーを務めるジーコ氏が5月8日、鹿嶋市内のクラブハウスで取材に応じた。明治安田J1百年構想リーグ地域ラウンドEASTで、勝ち点37と首位を独走するチームを「メンタルのところで、ものすごく進化した」と称賛した。

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 昨季9季ぶり9度目のJ1制覇を果たした鹿島は、今シーズンも勢いそのままに、2位FC東京と勝ち点5差をつけて常勝街道を駆け上がっている。「いい形で進められているというのが率直な感想です。また去年から自分たちが築き上げてきたものに上乗せして、(新たに加入した)若い選手たちが躍動してくれている。去年に作った土台が固まっていると思っています」と評価した。

 ジーコ氏は好調の要因を2つ挙げた。1つは主力流出を阻止できた点だ。「去年からあまり選手が抜けなかったところがいい点だったと思っています。タイトルを取ったら、移籍で引き抜かれる時代の中で、ほとんどの選手が残って、入れ替わりも少なかった。チームを継続できたところは大きいポイントの一つだと思っています。2018年にアジア(AFCチャンピオンズリーグ)を取ったときに、チームの半分ぐらい(選手が)抜けてしまった。そこからまた、立て直すまで時間がかかってしまったことが過去にあった。そういう意味では、今年は二の足を踏まず、自分たちのベース、監督が求めているものを理解しながら積み上げられている。移籍で選手が出なかったというのも大きな要点なんじゃないかと思っています」と分析した。

 もう一点はメンタル面の成熟を挙げた。「ものすごく大事な点としては、タイトルを勝ち取った翌年は難しさが来るタイミングだと思っています。どのチームも、優勝したチャンピオンを倒しに行きたいというモチベーションで、自分たちに挑んでくる。そこをしっかり跳ね返すというところを今できているので、そういう意味ではチームとしてメンタルのところで、ものすごく進化したんじゃないかと思っています」と称賛した。

 ジーコ氏が評価したようにチームの精神面は成熟している。それは指揮官が放つ言葉に色濃く表れている。取材に応じた鬼木監督は改めて他力ではなく、自力でタイトルを勝ち取る姿勢を強調した。「昨年の終わりにも選手に言いましたけど、他のチーム云々で決まるものでもないと思うし、他のチームに期待することでもない。すごく大事なことは、今の自分たちが首位にいて、自分たちの力で優勝ができる。それは他のチームにないものなので、自分たちにしかないもの。これはでも本当にすごいことだと思っている。それをしっかりと生かすこと。そういう意味では、もちろん3試合に勝つつもりでいますけど、2試合に勝てば決まる。それは昨年と一緒で、自分たちでしっかりと取りに行こうと話しています」と言葉に力を込めた。

 5月10日に敵地で開催される次節、横浜F・マリノス戦の結果次第でリーグ制覇の可能性がある。進化し続ける昨季王者は、自力でタイトルを勝ち取ってみせる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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