泥沼6連敗で最下位転落「悪影響を及ぼす」 監督、選手が指摘した”心理的要因”「情けないなって」

柏は浦和に0-1で敗戦
柏レイソルは5月6日のJ1百年構想リーグ第15節で浦和レッズに0-1で敗れて6連敗となった。リカルド・ロドリゲス監督は「興味深いことに、失点以降は守備も攻撃もより良くできたと思います」として、メンタル的な要素を挙げた。
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浦和が田中達也暫定監督に交代して3試合目ということもあり、ロドリゲス監督は「浦和の特徴を踏まえ、特に監督交代後を踏まえ、より攻撃的にやりたかったですが守備をおろそかにできないという中での送り出した11人」と、中2日のゲームにスタメン変更2人の構成で送り出した理由を話した。どちらのチームもボールを自分たちで保持する時間を作ろうとする狙いが見られる展開の中で、前半は0-0で終えた。
指揮官は「守備のところで奪いに行けず、奪っても自分たちでロストしてリズムをつかめない前半でした」と話す中で、後半はボールを奪いにいく形を整理した。しかし、後半13分にプレスを掛けたところをサイドチェンジで打開されると、一度は相手の攻撃を防ぐも二次攻撃でクロスから失点した。
ビハインドを背負った後の柏は、際どいゴールチャンスを作り出すようになった。ボールを持って押し込んだ形も、プレスから相手を追い込んでのショートカウンターもあったが、最後のところで精度を欠いた。後半アディショナルタイムには浦和の不用意なボールロストから反撃のチャンスを得てコーナーキックを獲得するも、MF小泉佳穂のキックにフリーで合わせたDF原田亘のヘディングは枠を捉えらずにタイムアップの笛を聞いた。
ロドリゲス監督は試合で起こった現象について「興味深いことに、失点以降は守備も攻撃もより良くできたと思います。攻撃の連動では、失点以降は去年と同じような連動性が表現できた攻撃でした。前からハメに行く守備で攻撃後のロストも減り、同点につながるようなチャンスも3つ、4つと作れました」と話す。
一方で、その要因をメンタル的な要素だとして「連敗だと、次の試合において負けることを怖がったり、ミスを怖がったりしてしまい、さらに悪影響を及ぼすことが起こり得ます。最近の試合にはそのような心理的要因があるかもしれません。拮抗した中で1失点した時、おびえている場合ではないという状況になって気持ちが切り替わって大胆にプレーできることも起こり得ます」と分析していた。
小泉は「迷い、自信のなさみたいなものが、1つ1つのプレーの判断とかクオリティを下げている部分もあると思う」として、「こういうしんどい時こそ打ち勝たなきゃいけない。それが多分、本当にいい選手だしチームを勝たせると思う。こういう状況で自分自身に打ち勝って、自分の100パーセントを出せていないことが情けないなって思う」と自責の念を話しつつ、「チームとしてのスタイルが間違ってるとは思わないし、惜しいところまでいっているのは事実なんで、惜しいで終わらせないために何が必要なのかはもっと考えないといけない」とした。
ロドリゲス監督も「結果は望んだものではないですが、今日のような試合内容は我々が突き進むべきものと実感した内容でした」と、ブレずにやり続ける意向を示した。昨季の優勝争いから今季に苦しんでいる柏だが、シーズン移行後に向けても百年構想リーグの残り試合で一歩を乗り越えていきたいところだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















