首位鹿島の「最重要ピース」 圧巻の”83”…日本代表OBも驚愕「どれだけ拾って、回収したんだ」

鹿島のゴールを守る早川友基【写真:徳原隆元】
鹿島のゴールを守る早川友基【写真:徳原隆元】

【専門家の目|太田宏介】鹿島GK早川友基がスーパーセーブ

 鹿島アントラーズは4月18日、J1百年構想リーグの第11節で浦和レッズと対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合で鹿島の日本代表GK早川友基が見せたスーパーセーブに元日本代表DF太田宏介氏が注目している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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「お馴染みの光景ですね。早川選手だから止めるよね、みたいな」

 太田氏がそう言及したプレーを日本代表GKが見せた。浦和をホームに迎えた一戦。0-0の前半33分、鹿島は自陣でボールを引っ掛けられると、浦和MF金子拓郎に拾われる。さらに1人剥がされて、最後はゴールやや右からニアサイドにシュートを打たれ決められたかと思った。しかし、近い距離からの鋭いシュートを早川がセーブし、得点を許さなかった。

「昨シーズンから早川選手だけで勝ち点をどれだけ拾って、回収したんだってプレーですね。あれだけのシュートストップの反応は特に昨シーズンと比べても、鹿島が好調な部分を一番引っ張っている選手だと思いますし、結果的に防いで濃野選手が決めて1対0で勝利している。クリーンシートの回数や、セーブ率はリーグトップクラスだと思いますし、そのデータだけではなく、鹿島の11人の中でも非常に際立った活躍をしてるなと思います」

 鹿島は攻撃の部分で昨季得点王のレオ・セアラや、チームの核であるFW鈴木優磨が君臨しているが最後尾で存在感を見せる早川。今季のセーブ率はここまでリーグトップの「83%」を誇る。太田氏も「鹿島の優勝争いを支える、最重要ピースだと思いますね」と絶賛している。

「だからまだまだ今後が楽しみな選手ですし、代表の話で言うと鈴木彩艶選手レベルまで行ける、能力を持った選手だと思いますから。非常に将来性も含めて楽しみだなと思いますね」

 代表では昨年E-1選手権から直近の3月シリーズまで継続的に招集されている早川。このままいけば本大会でも選ばれた可能性が高いなか、まずはクラブで結果を残していく。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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