強豪相手へスーパー弾「ものすごく難易度高い」 代表OBも感嘆した”逆足”「左利きより上手い」

ブライトンの三笘薫【写真:REX/アフロ】
ブライトンの三笘薫【写真:REX/アフロ】

【専門家の目|太田宏介】三笘薫がトッテナム戦でスーパーボレー

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫が現地時間4月18日のプレミアリーグ第33節トッテナム戦に途中出場。左足の鮮やかなダイレクトボレーで今季3得点目を挙げたなか、元日本代表DF太田宏介氏が注目している。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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「左利きのボレーよりも上手いですね、あれ」

 太田氏がそう感嘆したプレーを三笘が見せた。ブライトンは前半39分に先制を許す展開となったが、MFディエゴ・ゴメスの負傷を受けて緊急出場となった三笘が試合の流れを引き戻した。

 前半アディショナルタイム3分、右サイドのMFパスカル・グロスからのクロスはゴール前を横切りファーサイドの三笘の元へと飛んで行く。三笘は丁寧に左足で合わせ捉えると、強烈な一撃をゴールネットに突き刺した。

「ボレーが完璧。めちゃめちゃ綺麗なボレー。ゴールエリア内でのよくあるクロスに対して合わせたとはまたちょっと違う。逆サイドからのクロスで結構高さもあったし、流れていくボールでしたよね。さらに近くには味方、前には相手が2人もいたので、あの落差のあるボールを利き足とは逆であれだけミートさせて突き刺すのは簡単ではない。三笘選手だから簡単に見えるかもだけど非常に難しかったと思いますし、ものすごく難易度の高いゴールだったと思います」

 このゴール後にはかつてブライトンで共闘し、師弟関係にあるトッテナムのロベルト・デ・ゼルビ監督は、何とも言えない表情をしていたが、「何よりデ・ゼルビの表情が良かったですね。かつての教え子がものすごい一撃を決めたと」と太田氏も注目。そして、「途中出場の中ですぐ結果を出して実力を証明したと思います。コンディションなど気になりますが、ブライトンも結構苦労していますから、状態さえ整えばやれる力はあるので、三笘選手の力でチームを引っ張っていってほしいなと思いますね」と、リーグ戦も最終盤に差し掛かった状況でのパフォーマンスに期待を寄せている。

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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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