テネリフェ柴崎、昇格プレーオフ準決勝第1戦で輝けず 地元紙「ボールを保持できなかった」

カディスに敵地で0-1敗戦 柴崎が「チームに貢献したシーンはわずか」

 テネリフェのMF柴崎岳は現地時間15日、リーガ・エスパニョーラ1部昇格プレーオフ準決勝カディスとの第1戦に先発フル出場したものの、チームは0-1で敗戦した。試合後の現地紙の寸評では、存在感が希薄だったと評価されている。

 第1戦を敵地で迎えたテネリフェは、ホームの声援を受けて果敢な戦いを仕掛けるカディスに対して押され気味の状態が続いた。この日はボランチに配置された柴崎は、前半3分にMFティロネに向けてスルーパスを送る場面こそあったものの、その後は見せ場を作る時間帯がなかなか巡ってこなかった。

 後半に入ると柴崎は豊富な運動量を生かし、FWアマトに対してパスを送ってチャンスを作る場面もあったものの、流れを大きく変えるには至らず。逆に後半19分にカディスに先制点を許すと、そのまま押し切られる形で0-1と敗戦した。

 地元紙「デポルプレス」の寸評で、柴崎は以下のような評価を与えられた。

「ガクはそのセンスでチームに貢献したシーンはわずかで、停止状態に陥った。必死の運動量を見せていたが、ボールを保持することはできなかった。前半にアマトに対して良いパスを送ったものの、それは相手GKから優位を奪うものではなかった」

 

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