肩の手術→全休見込みも…早期回復で「行けと言われれば」 浦和25歳の消えた“不安”

脱臼癖を治すため手術に踏み切った小森飛絢「対人プレーも不安が消えてきた」
浦和レッズは4月14日に公開練習を実施した。今週末には首位の鹿島アントラーズと対戦するゲームを控えるなか、負傷者の戦線復帰がどこまで叶うかが焦点の一つになりそうだ。
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東京ヴェルディと対戦した12日のJ1百年構想リーグ第10節では、後半開始直後に先制するも追いつかれてPK戦の末に敗れた。今季ここまで追いつかれてPK戦で負けるのが3回、同点からラスト10分で決勝点を奪われて敗れるのが3回ある。そうした意味で精神的なダメージも大きい試合が続いているが、鹿島戦は伝統的に両者の順位に関係なく激しいゲームになることが多く、どちらのホームで行われるゲームも緊張感に包まれる。浦和ホームの前節は、まさに終盤の決勝点で敗戦になった。今回はアウェーに乗り込んでリベンジを期す。
第8節の川崎フロンターレ戦でウォーミングアップ中の負傷により出場を回避したDF宮本優太はトレーニングに合流。そのときの状況を「アップの最後に今までなかったものが出てきた。大きなことにならず、ドクターがストップしてくれたので良かったなと思います」と話す。そのうえで週末に向け、「やれると思ったらピッチに立とうと思うので、鹿島戦まで自分と相談しながらになると思います」とコメント。ボランチからMF柴戸海を配置転換して埋めているが、宮本の復帰は前日練習までの状況を見ながらになりそうだ。
また、MFサミュエル・グスタフソンが部分合流する姿があったものの、負荷の高いメニューを回避してフル合流とは言えず。傑出した能力を持つプレーメーカーを開幕から欠いていることはチームの痛手になっているが、復帰の日が待たれている。
一方で、肩の手術により百年構想リーグを全休になるとの見込みもあったFW小森飛絢はフルメニューをこなす順調な回復ぶりを見せている。トレーニング後には取材にも対応し「行けと言われれば」と復帰にも前向きだ。昨年6月のクラブ・ワールドカップ(W杯)前に加入し、本大会で出場はなかったもののシーズン後半戦では一気のゴールラッシュを見せた。そこからの離脱が痛かったが、脱臼癖を治すためにも手術に踏み切って「対人プレーも不安が消えてきた」と表情は明るかった。スーパーサブ的な位置づけの選手として機能する期待も膨らむ。
ここまでPK戦での2試合を含む5連敗中と厳しい時期に入っている浦和だが、東京V戦で久々のスタメン出場も躍動感あるプレーを見せたDF石原広教は「自分たちの姿勢っていうところを見せる大きなチャンスでもあるし、鹿島に勝つことは他のチームに勝つのとはとたぶんちょっと違う意味もあると思う。そこは1つ大きなチャンスであると思うし、自分たちも勝つチャンスはある。今、勝っていないですけど、勝つって気持ちをしっかり持っていきたい」と話していた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















