浦和が”5連敗”…選手たちの本音「厳しさが足りない」 西川周作が責任「局面で足りなかった」

浦和はPK戦での負けを含む5連敗
浦和レッズは4月12日にJ1百年構想リーグ第10節で東京ヴェルディと対戦し、1-1からのPK戦に敗れた。これで2つのPK戦を含む5連敗になったチームだが、今季の敗戦は全てが1点差かPK戦という結果になった。選手たちからは「何回目だよみたいに思われても仕方ない」、「厳しさが足りない」といった言葉が聞こえた。
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浦和は後半開始1分でルーキーFW肥田野蓮治が5試合ぶりの今季4点目を決めて先制に成功した。その後もチャンスを作りながらMF金子拓郎がGKとの1対1をセーブされるなど追加点を奪えずにゲームを進めてしまう。すると後半29分に、ペナルティーエリア内へのクロスに対応したDF根本健太がハンドによりPKを与え、同点ゴールを許してしまった。このままPK戦にもつれ込み、3人が失敗した浦和はPK戦のスコア1-3で敗れた。
根本は試合を終え「自分の手に当たったという事実があって、それでPKで同点に追いつかれてしまった。それはもうごちゃごちゃ言わずに自分にベクトルを向けて、次に生かすために反省をしたい」と振り絞った。
今季の浦和は10試合を終え3勝、3PK負け、4敗の成績。3勝は全て2-0の完勝だが、勝利を逃した7試合は全て同点か1点差で試合を終えている。PK戦になった3試合は、全てが先制点を守り切れずに追いつかれたものだ。4敗のうち3試合はラスト10分を切ってから決勝ゴールを許した。どちらに転んでもおかしくないような接戦での弱さは試合結果と勝ち点に表れている。
こうした結果だけに根本は「同じような内容で負けているというか、そういう試合が多いというのは自分たちだけじゃないですけど、サポーターの人だったり、浦和レッズに関わっている皆様にとっても、本当に何回目だよみたいに思われても仕方ない」と厳しい表情を浮かべた。
PK戦で3連敗となったGK西川周作は「自分の責任」と話した。一方で、90分間で勝ち切れるかどうか、最後に決勝点を与えないで終えられるかどうかという点について問われたことには「結果が出ていない時は何かしら理由があって、やっぱりゴール前の厳しさ、何が何でも守ってやるという姿勢というのが、局面、局面で足りなかったというのが自分たちの反省点です」と話した。
どうしても最後のところで勝利を逃す結果につながる失点がフォーカスされがちだが、この試合でもあったように2点目を奪ってリードを広げるチャンスを逃したことも結果に大きく影響している。試合内容の良し悪しに波はあれど、こうした両ゴール前のちょっとした甘さ、繊細さを欠く部分が勝ち点に直結している。
これで浦和はPK戦を含め5連敗となった。次節は首位を走る鹿島アントラーズとの対戦で、伝統的なライバル関係でスタジアムの空気感も緊張感に包まれる一戦になる。そうした環境から与えられるプレッシャーも得ながら、勝負に対する厳しさを表現できるだろうか。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)





















