視察の森保監督が称賛した29歳「本人の地道な努力」 2つの完璧プレーは「タイミングだけ」

東京ヴェルディの長沢祐弥が2本のPKを止めた
東京ヴェルディのPK職人がチームに勝ち点2をもたらした。4月12日のJ1百年構想リーグ第10節で浦和レッズと対戦した東京Vは、1-1の同点からのPK戦でGK長沢祐弥が2本ストップして勝利に導いた。長沢は昨季のルヴァン杯から通算してPK戦で3連勝になった。
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同点で試合終了のホイッスルが鳴り、コイントスの結果PK戦で使用するゴールは浦和サポーターが集まる北サイドに決まった。すると、長沢は1人目を務めたMF渡邊凌磨のキックを読み切って右に飛んでセーブ。さらに2人目のMFマテウス・サヴィオのキックも、リプレイ映像を見ているかのように同じコースに飛んで止めた。この後、両チームとも1人ずつゴールポストに当てて失敗し、東京VがPK戦を3-1で制した。
こうした状況で、長沢は「タイミングだけしっかり合わせる」という意識で臨んだという。また、互いにシーズンで3回目のPK戦ということもあり、相手選手の研究については「動画とかはキーパーコーチが送ってくれるんで、その蹴り方だったり雰囲気だったり」を準備していたと話した。
今季の開幕からGKマテウスが出場を続けるなかで、3月7日に行われた第5節の鹿島アントラーズ戦でマテウスが負傷したため、前半の終了間際から交代で長沢がピッチに立った。そこから第8節FC東京戦と、第10節の浦和戦でPK戦を連勝し、第9節のジェフユナイテッド千葉戦ではこぼれ球こそ押し込まれたが、試合中のPKを止めた。さかのぼれば、昨季ルヴァンカップ1回戦のAC長野パルセイロ戦でもPK戦を勝利に導き、個人でのPK戦が3連勝となった。
このゲームを視察した日本代表の森保一監督は、試合後に「本人の地道な努力と、誰が来てもどういう反応をするかということも、トレーニングしていると思いますし、データ的にも見ていると思います。PK 2 本止めたのは本当に素晴らしいなと思います」と称賛していた。
百年構想リーグはPK戦の復活も1つの話題になったが、東京Vはマテウスが臨んで勝利したFC町田ゼルビア戦と長沢の2勝を合わせて3連勝に。その結果、90分内の1勝と同じ勝ち点3をボーナスポイントとしてもぎ取り、4位に浮上している。




















