韓国代表、33年ぶり“惨事”に地元メディア「恥ずかしい」 W杯出場危機で監督解任へ

コンディション調整の失敗を指摘する声も

 さらにスポーツ紙「スポーツ朝鮮」は、「見たままの惨敗。攻撃も守備も機能していなかった。何よりも選手たちの体があまりにも重く見えた。コンディション調整に失敗した」と伝えた。

 同紙が問題視したのは、今大会前のスケジュール調整だ。

「7日のイラクとの国際親善試合の後、8日は先発で出場した8人以外の選手たちを中心に簡単な練習をこなした。翌9日は休暇とした。これは選手たちをリフレッシュさせ、チームの気分転換を図るためだったが、10日にカタール入りした後、練習することはなかった」

 つまり3日間も体を動かさなかったことになり、同紙は「早い時期に招集した効果はほとんどなかった」と批判した。

 この手痛い敗戦により、ウリ・シュティーリケ監督の解任論が再燃。試合後の会見で指揮官は「(監督を続けられるかどうかは)私の判断では決められないので、後で話をしたい」と、去就について口を開いた。

 サッカー専門サイト「インターフットボール」は、「これ以上、弁明の余地はない。結論を出さないといけない時。過去にもそうだったが、一人だけの責任にならないように願うばかりだ」と伝え、代表チーム全体で今回の危機を受け止めなければならないと指摘している。

 

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