失点直結のミス「自分が壊した」 ほろ苦い経験も…ベンチから歩み寄り「自分のプレーをしろ」

山之内佑成が失点シーンを振り返った
柏レイソルは4月11日、明治安田J1百年構想リーグの第10節でFC町田ゼルビアと対戦し、0-1で敗れた。失点に直結してしまったDF山之内佑成は試合後のミックスゾーンで「申し訳なさしかないです」と唇を噛んだ。
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これまで、左右のウイングバックとしてプレーをしていた山之内だが、第7節の浦和レッズ戦をきっかけに右センターバックとしてスタメンを掴み、4試合目の出場だった。町田戦では前線に飛び出す機会も少なく、自陣の低い位置からプレッシャーを受けた。
特にMF小泉佳穂が退いてからは、右サイドでボールを受けるも、なかなか前進することができずにバックパスが増えると、後半30分にボールロストから失点。決勝ゴールに直接絡んでしまった。試合後のミックスゾーンでは、自分の言葉を整理しながら、失点シーンを振り返った。
「個人的には、ああいう失点をして試合を壊してしまったっていう。それが一番悔いが残るじゃないですけど…。もう少し我慢強く試合を進められれば、良かった。自分が一番、(試合を)壊してしまったことについて、申し訳なさしかないですね」
後半40分前後に試合が止まった場面では、すでにベンチに下がっていたMF瀬川祐輔が山之内のところまで歩み寄り声をかけた。「気にせずに自分のプレーしろ」。リカルド・ロドリゲス監督も試合後の会見で「彼が今日の敗退の責任を負わなければいけないかというと、決してそうではない」とキッパリ話した。
センターバックの中央で出場したDF古賀太陽も「そもそも佑成どうこうの問題ではなくて、チームの立ち位置、構造的な問題でうまく進んでなかったところはあったと思う」と失点シーン以前から、町田の守備にハマっていたと試合全体の流れに目を向けた。
山之内にとって苦しんだ一戦になったが、改めて自分に必要なものも見えた。ウイングバック、センターバックと多くのポジションをこなしていくうえで、自分自身に課題を課した。
「練習でも町田が来た時の対策は、ある程度チームで共有はしてましたけど、それが上手くいった時と、いかない時があった。もっと試合を見ながら、プレーしながら、展開を変えていく能力が必要かなと思いました」
敗戦で気付かされた「自分に必要なこと」。山之内はこの苦い経験を残りの8試合にぶつけていく。


















