自作ノートで分析 異色の“戦術オタク”アイドル・早瀬結実、浦和レッズとの「運命」の出会い

人生初観戦は高校サッカー選手権
2025年8月に開催された世界最大のアイドルフェス『TOKYO IDOL FESTIVAL2025 (TIF)のトークステージ企画「サッカー大好き部~GO BEYOND サッカー愛で超えろ~」で、Jクラブのサポーターでもあるアイドルたちが集結したなか、「戦術が好き」とメインスタンド上段からの観戦を公言したメンバーがいた。その正体は、アイドルグループ・まねきケチャの早瀬結実。青森県生まれのライブアイドルが、“戦術通”の浦和レッズ・サポーターになったルーツを探った。(取材・文=小田智史)
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――早瀬さんは日ごろから浦和レッズやJリーグ、日本代表についてSNS投稿をしていますが、サッカーを好きになったきっかけを教えてください。
「父親がサッカー関係の仕事をしていて、私が生まれる前から母親と2人でスタジアムに観戦へ行くぐらいサッカー好きなんです。青森県で言うと、ヴァンラーレ八戸(J2)とラインメール青森(JFL)がありますけど、(地元の)弘前市には当時はサッカーチームがなくて、父親が『ブランデュー弘前FC』というチームの立ち上げに携わりました。小学生のころは毎週末、父親が監督をしていた東北の社会人リーグの試合を応援していたのが最初のきっかけだと思います」
――初めてのサッカー観戦の記憶は?
「私は赤ちゃんで全然記憶にないんですけど、父親に聞いてみたら、高校サッカー選手権の試合を観に埼玉スタジアムへ行ったそうです。今、(埼玉スタジアムを本拠地とするJ1の)浦和レッズを応援しているので、『運命的だね』という話を父親からしてもらいました。父親がJリーグ、ヨーロッパ・サッカー、ワールドカップのような日本代表戦を見ていたので、テレビを含めて一緒に見る感じで、サッカーがすごく身近にある環境でした」
――サッカーを知り尽くすお父さんから教わったことはありますか?
「幼いながらに、ルールとかフォーメーションが気になっていたみたいで、『これはどういう意味なの?』とよく聞いていました。オフサイドのことを何度も聞いていた記憶があります(笑)。最初は『?』でしたけど、お父さんが解説してくれて興味を持って、試合についていくうちにだんだん『なるほど!』と理解できるようになりました。オフサイドディレイが導入されたり、ルールも変わったりしているので、すごいなと思いながら見ています」

後半途中から試合に行くほどの“ガチぶり”
――昨年8月のTIFで発足した「サッカー大好き部」では、「相手のことを知るためにも試合は上から俯瞰して観たい」と、観戦のこだわりについて語っていました。
「私は戦術的に(試合を)観るのが好きなんです。会場に行ったら熱く応援したいし、『ここは外せない』という試合はゴール裏へ行きます。逆に、『今のチーム状況はどうなってるんだろう?』と分析したい時は、現場ではなく『DAZN』で俯瞰して見ます。実は、選手名鑑とかスタッツを参考に自分で作った観戦分析ノートがあって、試合を観ながらいろいろメモして、シーズンが終わった時に『この選手は“A”』とか勝手に評価しています(笑)」
――観戦分析ノートはいつ頃から始めたんですか?
「202③年にJリーグを本格的に見始めた時からで、5〜6冊あります。『DAZN』とかテレビで見た試合は視聴しながらフォーメーション、何分の誰のプレーが良かった・悪かった、乱闘の描写とかずっと書いていて、日記みたいになっています。あと、データ分析も好きなので、(市販の)選手名鑑にも自分なりの情報を書き込んでいます」

――戦術好きの早瀬さんが好きなポジションは?
「チームの中核を担うボランチとセンターバックのように視野が広く、考えて指示を出せるポジションは凄いなと思います。もし自分がやるとしたら点取り屋(FW)に憧れるんですけど、アイドル人生でも私はグイグイ行くタイプではないので、少し引いてバランスを取るボランチみたいな役割がしっくりくる気がします」
――観戦に行った際、アイドルだとバレたりしませんか?
「まだ直接声をかけられたことはないです(笑)。今シーズン初めて観戦に行った(3月22日開催の2026明治安田J1百年構想リーグ第8節)浦和レッズ対FC町田ゼルビア戦は、スケジュールの都合で後半途中にスタジアムに着いて、試合は(1-2で)負けてしまいました。観戦に行ったことをXにポストしたら、『後半の途中から来てましたか?』とコメントが来て。私が行った瞬間(後半34分)にPKを取られてしまって、勝ち越されたところから見ていたので、『厳しい時間からも観に来て凄いと思いました』と。たまたま投稿を見てくださったと思うんですが、現地で応援していらっしゃる方もこうやってSNSを通してサッカーで繋がれるんだなと実感しました」

夢はハーフタイムショー出演
――浦和レッズを好きになったのはいつですか?
「最初なんとなくセレッソ大阪を中心に見ていました。セレッソ大阪が浦和レッズと対戦した時に小泉佳穂選手(現・柏レイソル)に点を決められた試合があって、『すごく上手い選手がいる!』『浦和熱いな!』と思って見始めたらハマりました」
――小泉選手が浦和に在籍していた時には“推しの選手”だと話していましたね。
「浦和レッズ・サポーターになったのは、小泉選手がきっかけと言っても過言ではないです! その試合で惹き付けられて、一気にのめり込みました。Jリーグの中でもサポーターの応援が一番熱いと言われているのを知って、実際にスタジアム観戦した時に本当に感動しました」
――2026明治安田J1百年構想リーグを戦っている浦和の“推し選手”は?
「(大卒FWの)肥田野蓮治選手です。ルーキーでスタメン起用もされていて、最初に出場した4試合で3ゴールを挙げたり、勢いがすごかったです。少しずつ対策されてきている印象はありますけど、もっともっと成長する可能性を秘めた選手だと思います。あとは、マテウス・サヴィオ選手がキレキレで、すごく調子もいいので注目しています」
――浦和サポーターとして、チームに期待することはありますか?
「2026-27シーズンのリーグ戦は(北中米)ワールドカップ後の8月からですけど、今開催されている百年構想リーグの優勝クラブはAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27の出場枠を獲得できます。浦和レッズは国内だけでなく、世界を見ているチーム。ここで優勝して、ACLに出てほしい思いはサポーターの皆さんが持っているはずです。短期決戦なので、後半戦で勝ち続けていかないといけませんが、頑張って欲しいという気持ち全開で応援したいと思います」
――サッカーで挑戦してみたいことはありますか?
「私がまねきケチャに入った時から、ハーフタイムショーをしたいと言ってきました。浦和レッズも好きだし、Jリーグ全体も好きなので、レポーターのお仕事もしてみたいです!」
□早瀬結実(はやせ・ゆみ)1月31日、青森県出身。魅惑の美しい顔立ちと、人を惹きつける歌声を兼ね備える。プロボウラーとプロ雀士を目指す独自路線でアイドルの道に突き進む。座右の銘は「置かれた場所で咲きなさい」。趣味はサッカー観戦、プロレス観戦。



















