左サイド起用の久保、本田と初の同時先発も不発 「ただただ守備に追われた」

ゴールラッシュを見せた得点力を生かすには…

 しかも、後半途中には足をつるアクシデント。「(足を)打撲して、そこがちょっとつったかなという感じです」。しかし、日本はすでに負傷交代を含めて3枚のカードを全て使い切ってしまっていたため、“手負い”の状態となった久保を使わざるを得なかった。

「最後の15分くらいでしたから。足はつってましたが、チームに迷惑はかけられない。やり切れて良かった。アウェーの勝ち点1をポジティブに捉えたい」

 痛めた足でなんとか90分間のプレーを終え、久保は必死に前を向いた。もっとも、ベルギーで驚異のゴールラッシュ(17試合で11得点)を見せ、現地メディアから「カイザー・クボ」とも称された男の攻撃力を生かすためには、チームとしてのバランス構築が急務だろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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