バイエルン、独代表の逸材FWと3年契約で合意 元アーセナルのスター獲得にクラブCEOも歓喜

昨季ブレーメンに移籍した21歳FWニャブリ、リオ五輪で銀メダル獲得に貢献

 ブンデスリーガで前人未到の5連覇を成し遂げたバイエルン・ミュンヘンは、昨夏にも獲得を狙ったドイツ代表FWセルジ・ニャブリと3年契約で獲得合意に達した。

 ニャブリは2016年のリオデジャネイロ五輪銀メダル獲得メンバーの一人で、6得点を挙げて得点王を獲得。さらに、昨年11月にはドイツ代表にも初招集され、デビュー戦のサンマリノ戦(8-0)でハットトリックを達成した。

 元アーセナルだが、当時はタレント揃いのチームで出番が限られ、昨季ブレーメンに移籍していた。ブレーメン加入前にはバイエルン加入で合意との報道も出ており、1年後しの思いを実現させた形だ。

 バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは公式サイトを通じ、「また一人、セルジュ・ニャブリという若きドイツ代表選手をFCバイエルンに迎えられて嬉しく思う。セルジュはブレーメンで素晴らしい成長を遂げた」と、21歳の新スターの加入に歓喜した。

 ニャブリもツイッターで「このクラブの一員となれて誇らしい」と投稿。バイエルンのチームカラーである赤と白の丸印の絵文字を併せて投稿した。ドイツで期待の逸材は、王者の一員としてさらなるブレークを遂げることができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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