ハリルJで重要度を増す本田の経験値 ピッチ内外で「僕のやるべきことは多い」

「速攻みたいな形を監督は作れと…」

「例えば、ボールを持たれてる時も、持たせてる意識っていうのは非常に重要かなと思います。まあ、速攻みたいな形を監督は作れって言うかもしれないですけど、それで自爆しないように。自分らのペースで相手を走らせるっていう、そんな戦い方が重要になってくる」

 オープンなカウンター合戦を仕掛けて消耗度合いを高めすぎることの危険性を説いた。時にはゆっくりとしたポゼッションで体力を温存することも必要だと、気温の高い環境下でのゲームを見据えている。

 ゲーム前での意識付けと、ピッチに立てばそのなかでのコントロール。本田はこの重要度の高いイラク戦に向け、自らの経験を若く勢いのある選手に伝えることで、チームの勝利に貢献する算段だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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