長友練習回避でチャンス到来!? 初招集DFが明かす胸中「ワクワク半分、怖さ半分」

宇賀神、初のW杯予選に「少なからずチャンスはある」

 日本代表初選出となったDF宇賀神友弥(浦和)が、左サイドバックの先発候補に急浮上した。13日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦に向けて、9日に開催地イラン入りした日本代表だが、DF長友佑都(インテル)が現地での初練習中に右足内転筋の張りを訴えて途中離脱。コンディションに不安を残す長友の代役を考えなければならない事態に陥った。

 長友はランニング中に歩き出し、そのまま練習から離脱した。その状況について宇賀神は「(長友が)途中で抜けたのは、分からなかったです」と気付いてなかった様子。レギュラーの長友がイラク戦に出場できないとなればチームにとって大きな痛手だが、宇賀神にとっては願ってもないチャンスだ。本人も「少なからずチャンスはあると思います。しっかり準備したい」と意気込んだ。

 日本代表のユニフォームを身にまとい、ベンチで見守ったシリア戦は、驚きの連続だったという。宇賀神も所属クラブの浦和でAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場し、国際試合を何度も経験してきているが、代表戦はより力強さを感じたと話す。

「国と国の戦いはこんなに激しいのかと。球際で戦う部分はACLで自信を持っているけど、それ以上の気迫を持った試合になると思うし、シリアの選手の気迫は凄かった。親善試合で、あれだけの激しさとスピードを目の当たりにして、これがW杯予選だったらどれだけ凄いのか、ワクワク半分、怖さ半分ですね。日本の方が個のレベルは高いと思いますけど、その分、(相手が)失うものなく当たってくる感じが見えます」

 

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