古巣サポから”異例のチャント“に涙 試合後の心温まる光景が「美しい瞬間」「もらい泣きした」

川崎DF谷口栄斗が古巣・東京Vサポへ試合後に挨拶
川崎フロンターレは3月18日に行われたJ1百年構想リーグ第7節、アウェーで東京ヴェルディと対戦して2-0で勝利した。この試合に先発出場したDF谷口栄斗にとっては、古巣との初対戦となった。試合後には下部組織から育った東京Vのサポーターからチャントを受け、涙するシーンも見られた。
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小学生時代から東京Vの下部組織で過ごした谷口は、これまでも他クラブからのオファーを受けていたが東京Vに残留してきた。しかし、2025シーズン終了後、川崎への移籍を決断。その際には「悩みに悩んで決断しました。ヴェルディは大好きなクラブで感謝しかありません。ただ僕に残された時間は多くはありません。この先のサッカー人生で、シャーレを掲げたい、その先の景色が見たいという目標を持っています。年齢と共に時間がなくなる中、自分の目標のために勝負をしたいと思い、決断しました」と、クラブを通して移籍を決断した理由を説明していた。
守備の再構築を期待された谷口だが、川崎は5試合を消化して8失点と、目標にしていた1試合1失点以下は達成できてなく、この東京V戦まで90分間では1勝しか挙げることができていなかった。迎えた古巣との一戦で谷口は今季2度目のゼロ封勝利に貢献した。
慣れ親しんだ味の素スタジアムでの試合後、谷口は緑色にバックスタンドを染めたファン・サポーターの前に行き、涙を流しながら深々と頭を下げて挨拶をした。スタンドもこれに応え、大きな谷口のチャントを返し、今も下部組織育ちのDFを深く愛していることを示した。スタンドには「世界を目指せ!! ヒロト」と書かれたバナーを持つサポーターもいたなか、谷口は目に涙を浮かべてロッカールームへ戻っていった。
移籍してクラブを去った選手に対する感情や反応は様々だが、J1百年構想リーグで見られたのは心温まる光景だった。SNS上では「愛されてることがわかった」「美しい瞬間」「もらい泣きした」といったコメントが寄せられている。


















