サプライズ初選出の塩貝健人とは? 横浜FMの内定も欧州に電撃移籍…W杯入りへアピールなるか

塩貝健人が歩んできた道のり
日本サッカー協会(JFA)は3月19日、英国遠征に臨む日本代表(SAMURAI BLUE)メンバーを発表した。日本時間3月29日にスコットランド代表(グラスゴー)、同4月1日にイングランド代表(ロンドン)と対戦。ドイツ・ブンデスリーガで活躍する塩貝健人が初招集された。
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現在20歳の塩貝は國學院久我山高で10番を背負い、全国高校サッカー選手権で脚光を浴びた。卒業後にプロ入りではなく慶應義塾大学への進学を選択し、1年生にして横浜F・マリノスの特別指定選手に承認されると、2024年4月のJ1デビュー戦でいきなり初ゴールをマーク。大学生Jリーガーとして衝撃を与えた。
しかし同年8月、大学を休学してオランダ1部NECナイメヘンへの電撃移籍が決定した。大学在学中に欧州1部リーグへ挑戦するという「前代未聞の決断」が注目を集めた。
オランダでの1年半、塩貝は着実にゴールを積み重ねた。24-25シーズンは4ゴールにとどまったものの、25-26シーズンは12試合で7ゴールと得点を量産した。
180センチの体格以上に力強く映る推進力と、ゴール前での非凡な嗅覚。強烈なメンタリティが、欧州のスカウト陣の目を釘付けにした。その活躍が認められ、今年1月の移籍市場で欧州5大リーグの一角であるドイツ・ブンデスリーガのヴォルフスブルクへの完全移籍を勝ち取った。移籍後も早々に初ゴールを記録するなど、ステップアップの壁を一切感じさせない適応力を見せている。
森保一監督も5大リーグでプレーしていることを評価。「もっと早くても良かったかなと思っています」とオランダ時代から選出の可能性もあったなかで、サプライズ選出となった。そして、「彼はW杯に向けてこれまでのチームでアピールできるところを、さらにひとつチャレンジをして、自分自身を高めようというところがあった」と塩貝が見せてきた姿勢に目を向けた。
6月から始まる北中米ワールドカップを控える日本代表にとって、塩貝のような「個で局面を打開できるストライカー」の台頭は、喉から手が出るほど待ち望んでいたピースだ。慶應のキャンパスからドイツのピッチへ。既存のルートを自らの足で切り拓いてきた塩貝健人が、森保ジャパンの新たなピースになれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)


















