エース流出危機もドルトムントに死角なし! 香川ら“タレント軍団”に独メディア太鼓判

得点王オーバメヤンに移籍浮上も、現地メディア「不安なし」と分析

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは6日、トーマス・トゥヘル監督の後任としてアヤックスのペーター・ボス監督を招聘した。エースのFWピエール=エメリク・オーバメヤン流出危機に直面しているが、すでに積極的な補強も進めており、香川ら「創造性溢れるタレントに不足はない」と現地メディアは分析している。ドイツ放送局「ドイチェ・ヴェレ」が報じた。

 新体制となったドルトムントにとって、最大の懸念事項は今季31得点を決め、自身初のブンデスリーガ得点王に輝いたオーバメヤンの去就問題だ。チーム総得点(72得点)の4割以上を一人で叩き出したストライカーは現在、パリ・サンジェルマン(PSG)移籍の可能性が高まっている。仮に得点源を失う事態となれば、前線の軸となる新たなストライカーの獲得は不可欠になるだろう。

 しかし、その一方でボルシアMGからMFマフムード・ダフード、PSGから“ポスト・フンメルス”と期待されるDFダン=アクセル・ザガドゥの加入が決定。さらにボス新監督就任の翌日にはフライブルクからU-21ドイツ代表MFマクシミリアン・フィリップも獲得するなど、着実に補強を進めている。

 

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