ユベントスOB、CL決勝不発のイグアインを糾弾 戦犯に名指し「最もがっかりさせた男」

CL決勝の後半に失速したユベントス 元伊代表DFディリービオが古巣に憤り

 ユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリード戦で不発に終わった。今季ナポリから9000万ユーロ(約108億円)というセリエA史上最高額の移籍金で加入したストライカーの不甲斐ないパフォーマンスは黄金時代のユベントスOBの怒りを買い、戦犯に名指しされている。

 ユーベはカーディフの戦いで謎の失速を見せた。前半、レアルFWクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制されたが、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチがワールドクラスのバイシクル弾で同点に追いついた。だが後半に入るとチームは機能不全に陥り、白い巨人に蹂躙された。

「一体何が起きたんだ。まずは自分たち自身で、ドレッシングルームで何が起きたのか理解しなければいけない。前半と後半の間にチームは崩壊した。メンタルの部分は重要だ。ユーベは最初の45分で全てを使い果たしてしまった」

 イタリア地元紙「イル・マッティーノ」で憤りとともに試合を振り返ったのは元イタリア代表DFアンジェロ・ディリービオ氏。泥臭く実直なプレーぶりで「二等兵」の異名で知られた名サイドバックは、ユベントスでセリエA優勝を3度経験し、1995年シーズンのCL優勝メンバーだ。

 

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