ACLで広島の悲劇再び…4-0大勝のはずが“没収試合” 資格ない選手出場「義務を怠った」

タンピネス・ローヴァーズは0-4で敗れたはずの試合が3-0の勝利に変わった
シンガポール1部のBGタンピネス・ローヴァーズは、AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)ラウンド16第1戦のコンアン・ハノイ(ベトナム)戦の結果が覆り、不戦勝扱いとなった。当初は0-4と大敗を喫していたが、相手側に出場資格のない選手が2人いたことが発覚。米スポーツ専門局「ESPN」は「タンピネスには現在、水曜日にシンガポールのジャラン・ベサール・スタジアムで行われる第2戦を前に3-0の勝利が授与された」と報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!
問題となったのは、ハノイのMFステファン・マウクとFWチャイナの2人だ。両者はグループステージで3枚目のイエローカードを受けており、本来は1試合の出場停止処分を科されるべき状況だった。しかし「それにもかかわらず、両者は先週のタンピネス戦に先発出場した」と伝えられており、チャイナに至ってはチームの3点目を記録。事態を重く見たアジアサッカー連盟(AFC)は、ハノイ側の管理不足を指摘し、没収試合の裁定を下した。
今回の騒動について、AFC側は「被告は選手の出場停止処分を監視し、試合に出場するすべての選手が出場資格を有することを確認する義務を怠った」と指摘している。結果の変更に加え、ハノイには2000ドルの罰金と、大会参加費の50%にあたる4万ドルの没収という厳しい処分が科された。敵地で4失点の完敗を喫していたタンピネスにとっては、第2戦を前に極めて有利な状況が転がり込んできた形だ。
この展開は、昨季のシンガポール勢が経験した事例と酷似している。当時ライオン・シティ・セーラーズは、J1のサンフレッチェ広島に1-6で大敗したものの、広島側の登録ミスにより3-0の勝利を収めた。同メディアは「セーラーズはこの猶予を最大限に活用して準々決勝から勝ち進んだ」と振り返り、最終的に決勝進出を果たして「シンガポールのクラブとして初めて大陸選手権の決勝に進出し、歴史を作った」と、今回のタンピネスの躍進にも期待を寄せている。
(FOOTBALL ZONE編集部)






















