浦和に起きた変化「すごくいい傾向」 主将が実感…昨季との違いは「やることが明確」

渡邊凌磨「やることが明確になっているのがすごい大きいのかなって思う」
浦和レッズは2月17日に公開トレーニングを実施。J1百年構想リーグの開幕2試合で勝ち点4のスタートを切ったチームについて、主将のMF渡邊凌磨は「やることが明確になっているのがすごい大きい」と、昨季からの違いを話した。
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開幕戦は7日にジェフユナイテッド千葉と対戦して2-0で勝利。14日のFC東京戦は、古巣対決に自身の先制ゴールもあったが1-1からのPK戦に敗れた。試合終了間際までリードしていただけに「勝ち点6を取れた勝ち点4なんで、ちょっと難しい部分はあります」と話したが、「悪い内容でもなかったし、守備よりも攻撃の部分でもっとチャンス作れたかなって思う部分は反省点」と振り返っている。
昨季の浦和を振り返れば、リーグ38試合で獲得したPKがゼロ。ラスト10試合のタイミングからの8試合でセットプレーからの1ゴールのみという強烈な得点力不足に苦しんだ。「連敗していてもおかしくないような内容も去年は続いた」と渡邊も話したが、今季の開幕2試合では試合中に獲得したPKと流れの中からの2ゴールという、昨季からの変化を垣間見せている。
FC東京戦での先制ゴールの形は、後ろでサイドを変えながら左サイドのMFマテウス・サヴィオにつないだところから生まれた。京都サンガF.C.への期限付き移籍から復帰したDF宮本優太が最終ラインに入ったこともあり「センターバックとボランチの回し方が安定した分、クロスで中に待っている人数が多くなった」と、前線へ波及する効果を話す。そのうえで「突破する瞬間にはもう両サイド(逆サイドのウイング)が入ってこられるようになってきているのは、すごくいい傾向」と、得点力不足に苦しんだ昨季からの変化を話した。
今季から渡邊がキャプテンに就任し、前橋育英高校時代の後輩でもあるMF金子拓郎と宮本が副キャプテンになり、現場では少し体制が変わった。前向きな声掛けも増えてきた感があり「当たり前に失ったボールをどう取り返すかとか、どう立ち上がり入るかとか、やることが明確になっているのがすごい大きいのかなって思う」と話す。昨季わずか3勝に終わったアウェーですでに勝ち点4を稼いでいるのも前向きな要素と言える。
埼玉スタジアムの事情もありアウェー3連戦で開幕の浦和は21日の第3節は横浜F・マリノスと戦い、第4節でホーム開幕の鹿島アントラーズ戦に臨む。新キャプテンは「今のこの積み上げがあれば、いい試合ができるんじゃないか」と、良い形でシーズンを送る手応えを口にしていた。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)




















