ジダン監督、就任512日目で名将の領域に到達 スペイン紙も手腕称賛「完璧なローテーション」

昨年1月にベニテス前監督解任に伴い、下部組織カスティージャの監督から昇格

 レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は、2016年1月9日にラファエル・ベニテス前監督の成績不振による解任に伴い、下部組織カスティージャの監督から昇格した。それから512日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)史上初の連覇という偉業を達成するなど歴史に名を残す名将となった。

「チャンピオンズリーグ連覇を手にするまでにジダンはわずか512日しか必要としなかった」と特集しているのはスペイン地元紙「マルカ」。ドゥオデシマ(スペイン語で12回目)というCL優勝の偉業を達成したレアルでジダン監督の手腕は際立っている。

「この達成で最も驚嘆させられることは、これがトップクラブで初めてのフルシーズンで成し遂げたことだ」と記事では称賛されている。

 昨季はトップチーム指導わずか半年で、ロッカールーム崩壊状態だったチームを一丸にまとめあげ、CL制覇に導いた。そしてリーガ、UEFAスーパーカップ、クラブワールドカップで優勝し、512日目にしてCL連覇を果たした。

 ジダン流はタレント軍団を見事に起用したローテーションシステムにあった。「メンバー全員がチームに関与していると実感し続けるように完璧なまでにローテーションで回した」と記事では称えている。

 

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