山口蛍が痛感した「差」 完敗に見えた現実…8年ぶり昇格も立ちはだかった壁「かなり厳しい」

古巣・神戸戦に出場した山口蛍【写真:Getty Images】
古巣・神戸戦に出場した山口蛍【写真:Getty Images】

山口蛍が凱旋も…古巣相手に完敗

 V・ファーレン長崎は2月13日、J1百年構想リーグ第2節でヴィッセル神戸と対戦し、0-2で完敗した。主将MF山口蛍は「差があった」と落胆。8年ぶりの昇格後は2連敗、後半28分までシュート1本に抑え込まれた試合展開を冷静に分析した。

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 熱を帯びた山口の言葉は止まることがなかった。序盤から神戸に押し込まれ前半25分に先制点を献上。追加点を許すと、後半28分まではシュートを打つことができなかった。終盤にチャンスを作ったものの、スコア通りの完敗。昇格後、苦戦を強いられるチーム状況を見つめた。 

「実際にやってみて差はあるな、と感じた。多分僕らが一番下からスタートしていて、今日は高さもあればスピードもあって前に速い。完全にチームとして対応できなかったというのが正直あった。本当に完敗。せっかくJ2から上がってきたので、そんな簡単に落ちるわけにはいかない。『(J2に)戻りたくない』ということが自分たちにとってプラスに働くように次を見越していいもにしていかないと。1勝するまではかなり厳しいと思うけど、チームとして乗り越えていかなきゃいけない」

 2年ぶりの元“ホーム”。古巣との対戦で試合前はサポーターから拍手で迎え入れられた。「感慨深いものがあった。自分が在籍した期間に頑張ってやってきたものがあって、温かく迎え入れてもらった」。2023年、24年のJ1連覇に貢献し、主将として尽力。仲間との再会では少し後悔が残った。

「もう少しいい試合をして、挨拶に行きたかったけど仕方ない部分かな。次はいい試合ができるようにしたい」

 見えた現実。J1とJ2の差を受け止め、2026-27シーズンに向けて積み上げなければならない。中心にいるのは間違いなく経験豊富な35歳の山口だ。

「やっぱりサッカーは1人じゃできない。個人レベルではJ1でも抜けている選手はいるけど、チームとして機能しないと勝てない。神戸の選手を見ると個のクオリティーも高いし、チームとしてもしっかりできている。そういうところに持っていかなきゃいけない」

 今は厳しい時間もある。だが、立ち止まってはいられない。この日受けた拍手を力に変えて、山口は長崎の地で戦い抜く覚悟だ。

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