元J優勝監督が古巣を強烈批判「ビッグクラブではない」 繰り返す監督交代に「奇妙なクラブ」

アンジェ・ポステコグルーがトッテナムについて言及【写真:ロイター】
アンジェ・ポステコグルーがトッテナムについて言及【写真:ロイター】

ポステコグルー氏は昨季までトッテナムを指揮していた

 オーストラリア人指揮官のアンジェ・ポステコグルー氏が、古巣トッテナムに対して「ビッグクラブとは言えない」と苦言を呈した。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。

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 オーストラリア代表や横浜F・マリノスでも指揮を執ったポステコグルー氏は2023-24シーズンから昨季終了までトッテナムで監督を務めた。その後任として今季からスパーズを率いてきたのがトーマス・フランク監督だったが、現地時間2月11日に退任が決定。直近の試合に敗れて8戦未勝利となった同クラブは現在プレミアリーグで降格圏と勝ち点差わずか5の16位と低迷していた。ブレントフォードを4シーズン連続でプレミア残留に導いた手腕を買われての抜擢だったが、その挑戦は8か月で終了となった。

 ポステコグルー氏は出演したポッドキャスト「The Overlap’s Stick to Football podcast」のなかで「彼らは素晴らしいスタジアムを建設し、素晴らしいトレーニング施設も持っている。だが、クラブの支出、特に給与体系に目を向けると、彼らはビッグクラブとは言えない」と言及。自身が指揮を執っていた際に希望した補強が行われなかったことなどを引き合いに出して、古巣クラブに苦言を呈していた。

「1年目を5位で終えた時、どうすれば5位から真の挑戦者となるチームになれるのか。そのためにはプレミアリーグで即戦力となる選手を獲得する必要があった。だが、あの年は5位でもチャンピオンズリーグの出場権は得られず、資金も不足していた。最終的には私が熱望していたドミニク・ソランケと3人のティーンエイジャー(アーチー・グレイ、ルーカス・べリヴァル、ウィルソン・オドベール)を獲得した。さらに当時はペドロ・ネト、ブライアン・ムベウモ、マーク・グエイにも注目していた。5位からさらに上を目指すなら、他のビッグクラブは彼らを狙うと思ったからだ。3人のティーンエイジャーは素晴らしい選手だが、彼らは5位のチームを4位、3位へと押し上げるための選手ではない」

 近年のトッテナムはマウリシオ・ポチェッティーノ、ジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテ、ヌーノ・エスピリト・サントなど実績十分の指揮官を招聘するも、結果が出なければすぐに解任を繰り返してきた。ポステコグルー氏も昨季ヨーロッパリーグを制して17年ぶりのタイトルをもたらしたが、直後に解任された。また、昨年9月には20年以上に渡って会長を務めてきたダニエル・レヴィ前会長もチームを去った。

 ポステコグルー氏は「あの監督たちのリストを見ても、彼らが何をしようとしているのか、共通点は見当たらなかった」とクラブとしてのビジョンの一貫性のなさに触れ、古巣を「奇妙なクラブ」と称した。フランク監督にも早々に別れを告げた“スパーズ”はこの低迷期を抜け出すことはできるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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