日本人が本音「移籍したかった」 クラブ認めず…欧州へ「ステップアップするために来た」

NECに所属する佐野航大が心境吐露【写真:REX/アフロ】
NECに所属する佐野航大が心境吐露【写真:REX/アフロ】

佐野航大がクラブインタビューで心境吐露「移籍したいと思っていた」

 今冬の移籍市場でステップアップ移籍する可能性が報じられていたオランダ1部NECに所属するMF佐野航大だが、主な欧州各国リーグの移籍市場が閉まる前に移籍の正式発表はなかった。2月3日にNECは佐野のインタビューを公開。そのなかで「移籍したいと思っていた」と、複雑な胸中を明かし、残留することを明言している。

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 今シーズン、ここまでNECで公式戦22試合に出場して3ゴール4アシストを記録している佐野は、2028年夏までクラブとの契約を残している。今冬の移籍市場での移籍が噂された佐野は「いくつものオファーを受けていて、最後の10日間は難しかった」と明かし、「僕に関心を持ってくれてオファーをくれたすべてのクラブに感謝したい。この件に関して、僕は自分の考えを示し、NECも自分たちの立場を示しました」と、クラブとの間に話し合いがあったと認めた。

 好調のNECは佐野の活躍もあって、エールディビジでPSV、フェイエノールトに次ぐ3位に付けている。2位以内に入れば、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場も決まるため、非常に重要な状況にあるのだ。

 佐野は「僕はまだ若いし、完全に切り離して考えることはできなかった。でも、同時にプロとして、ピッチでは結果を出さなければいけなかった。ピッチを離れると難しいときもあった。クラブと話して、頭のなかがすっきりした。次に進まないといけないし、良い気分だ」と、クラブと話し合ったことによって、残留を受け入れられたと語っている。

 もちろんステップアップを目指す野心は消えていない。「僕はNECに、次のステップアップをするために来た。自分のキャリアのことをしっかり考えているし、次の一歩がどれだけ重要かも分かっている。この冬に移籍できるかもしれないと思っていたが、クラブの状況も理解している。今は夏での移籍に切り替えた」と、残りのシーズンでも活躍を続け、再びオファーを受けられるようにする考えを明確にしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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