元日本代表MFがU-20W杯16強敗退の若き侍にエール 「感じた想いを自分、日本の為に繋げて」

「より必要となる個々の成長は…」と助言

 石川はワールドユースでの悔しい経験をバネに、翌年の2002年夏にFC東京へ移籍すると、秘めた才能が一気に開花。03年に日本代表初招集を受けると、04年にはアテネ五輪に出場し、FC東京では不動のアタッカーとして確固たる地位を築いた。

 05年に右膝前十字靭帯損傷、右膝外側半月板損傷という大怪我を負い、その後も負傷に泣かされてきたが、36歳の現在もプロフットボーラーとしてのキャリアは続いてる。石川は自身の経験も踏まえながら、16強で敗退したU-20代表の選手たちに今後への助言と熱いエールを送った。

「より必要となる個々の成長は今後の目標設定やその中での競争にある。それぞれの選手達が感じた想いを自分、日本の為に繋げて欲しい!」

 元日本代表の韋駄天アタッカーは、「それぞれの選手達が感じた想い」の重要性を強調。今大会を経験した若武者の中からA代表へと上り詰める選手の台頭に期待を込めた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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