「続けられないのは本当に残念」とドルトムント監督が電撃解任! わずか21分の首脳会談で決定

トゥヘル監督が自身のツイッターで発表、香川の契約延長交渉に影響か

 日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのトーマス・トゥヘル監督の解任が決まった。クラブの公式サイトが発表し、トゥヘル監督も自身の公式ツイッターで退任の声明を発表した。

「エキサイティングで美しい2年間に私は感謝しています。これを続けられないのは本当に残念です」

 トゥヘル監督は来季終了時まで契約を残していたが、今季限りの退任を発表した。「ファン、チーム、スタッフ、そして、我々を支えてくれた全ての人に感謝します。BVBの栄光を祈ります TT」続くツイートでは感謝の気持ちを示すと、自らの頭文字を最後に記していた。

 クラブの公式サイトによると、ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOとミヒャエル・ツォルク強化部長、トゥヘル監督、そして、監督のアドバイザーを務めるオラフ・メインキング氏が会談を持った。ドイツ紙「ビルト」によれば、会談はわずか21分間で終わったという。

 トゥヘル監督はユルゲン・クロップ前監督の後任として、2015年夏にドルトムントの新監督に就任した。昨季はリーグ2位、今季はリーグ3位に加え、DFBポカール優勝も達成した。だが、猫の目のようにシステムと選手を入れ替え、勝ち点を落とす試合も散見されていた。さらに4月11日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝モナコとの第1戦当日にチームバスが爆破された事件の際には、翌12日に試合が強行開催されたがトゥヘル監督はUEFA側の決定を批判。このコメントに対し、ヴァツケCEOが不快感を示したことで、確執が浮上していた。

 

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