大型補強は無しも…復帰組を「信じています」 浦和SDが説明「非常に期待しています」

京都から復帰した宮本優太【写真:轡田哲朗】
京都から復帰した宮本優太【写真:轡田哲朗】

復帰の宮本優太「当たり前にできていることができなくなっていると聞いていた」

 浦和レッズは1月6日に明治安田J1百年構想リーグ新体制発表記者会見を行った。堀之内聖スポーツ・ダイレクター(SD)は昨季の課題を話したうえで、新加入のDF片山瑛一や期限付き移籍から復帰のDF宮本優太らが経験を還元することに期待を込めた。

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 今季の浦和は他クラブから、“まっさら”な獲得は柏からの片山のみで、大卒が4選手、ユースからプロ契約が2選手、昨年10月時点でメルボルン・ビクトリーから獲得し今季から選手登録される20歳のDFルカ・ディドゥリカ、そして期限付き移籍からの復帰が3選手となった。壇上には11人の選手が上ったものの、大型補強というワードとは違った趣の加入会見になった。

 堀之内SDは「既存の選手に加えて新たなパワー、エネルギーを与えてくれる選手に来てもらえたと思います」としたうえで、若手選手達への期待を話す。そのうえで「復帰してくれた吉田、二田、宮本は一度離れて色々な経験をして、それを還元してくれると信じています。非常に期待しています。片山選手は色々なクラブ、ポジションで経験豊富です。どの監督でも常にレギュラーを取り、戦術的な意図を汲むクレバーさがあります。持っている知識や経験をチームに還元してくれると信じています」と、すでにプロの経験を持った選手たちについて話した。

 宮本は京都サンガF.C.に2シーズン、FW二田理央とGK吉田舜は湘南ベルマーレに半年間の期限付き移籍をしていた。堀之内SDは昨季の課題として「ホームとアウェーでの勝ち点差があった点、失点からすぐに連続失点をした試合もありました」と話す。そのうえで、チームの雰囲気づくりという点では「片山選手や宮本選手、そういった選手たちにリーダーシップを取ってもらいたい気持ちもあります」と話した。

 宮本は浦和の選手たちから「当たり前にできていることができなくなっていると聞いていた」という。そして昨季の京都での戦いについて「やれることには限りがあるとチームが理解していたので、それ以上のことを変に求めない。自分たちのプレーができていないと思うだけだったので、給水タイムに声を掛け、やりたいこと、当たり前にできるように隣にいる選手や周りの選手に声を掛けることができたと思います」と話す。

 また、二田は「湘南は若手も多くひたむきに、サッカーが本当に好きなんだなと練習で感じられた。雑なところや簡単なミスは目立つんですけど、それは自分にとってやっていても大切なことだと思ったし、どのチームでもミスは起こるものだと思う。自分自身もミスをしながら、ちょっとずつ成長していると思う。ミスをした後の切り替えなどは、湘南に行って大切だと感じた」とコメントした。

 そして吉田は「強いチーム、弱いチーム、優勝争い、残留争いに関わらず、やるべきなのは練習からコミュニケーションを取り、練習からいいプレーや悪いプレーに声を掛け、つながりを太くするなかで雰囲気づくりが良くなると思う。29歳にもなったので、日ごろの練習から雰囲気づくりも積極的にやりたい。一言で言えば、声だと思います」と、話している。

 新加入の片山はフィールドプレーヤーの最年長にもなる。選手の年齢構成を見ても過渡期に感じられるところもあるだけに、こうしたピッチ上でサッカーをするだけでない部分にも浦和が改善するポイントがありそうだ。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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