サウサンプトン会長が吉田の“成長力”に賛辞 「傑出したパフォーマンスを生み出した」

吉田のリーダーシップも称えるテリー・ペイン名誉会長 「本当に印象的だった」

 サウサンプトンのテリー・ペイン名誉会長が、日本代表DF吉田麻也を「傑出したパフォーマンス」「本当に印象的」と絶賛している。クラブ公式サイトがコメントを報じた。

 吉田は今季途中からレギュラーに定着し、キャプテンも務めるなどチームを牽引。クラブの年間表彰式で会長賞を受賞するなど充実の1年となった。

 ペイン名誉会長は「彼は4、5年ここにいて、とても忍耐強い。彼は常にプレーできるチャンスを手にし、タスクをこなして本当に傑出したパフォーマンスを生み出した」と、カップ戦要員から不動のレギュラーへと駆け上がった吉田へ賛辞を送っている。

 さらに、吉田が経験の浅い23歳のDFジャック・スティーブンスをリードする存在としてリーダーシップも発揮したことについても、「私は彼が進んできた道にとても満足している。そして、若いジャック・スティーブンスが彼のそばでプレーしたことも、だ」とコメント。「このペアは特に良かった」と称えた上で、「しかし、マヤは本当に印象的だった」と28歳の日本代表DFを特にお気に入りの様子だった。

 守備陣の大黒柱で、CBのファーストチョイスでもあるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、今やプレミアリーグのトップクラブがこぞって獲得を狙っているだけに、不動の存在に成長した吉田に懸かる期待は来季もますます大きくなっていきそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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