徳島市立が早稲田実に4-1で勝利

　第104回全国高校サッカー選手権大会の開幕戦が12月28日、国立競技場で行われた。インターハイ優勝経験もある4年連続22回目の徳島市立（徳島）は初勝利を狙う2年ぶり2回目の早稲田実（東京B）と対戦し4-1と快勝を収めた。この試合で徳島市立が決めた4点目のシーンが「ジダンやん」「すごい」と話題を呼んでいる。

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　早稲田実が攻め込まれるシーンを作られたが耐えていた徳島市立。すると前半36分、相手ディフェンスのクリアに飛び込んだMF逢坂翔雅（3年）が、ペナルティーエリア内へ左足でパス。これをMF芳田翠（2年）が右足で流し込んだ。

　さらに後半2分、左サイドからのフリーキックにDF柏木優一朗（2年）がヘディングで飛び込んで追加点を奪うと、さらに同15分にもキャプテンを務めるMF牛尾律貴（3年）のクロスに今度はMF東海林蓮（2年）が飛び込み、試合を決定づけた。

　そして終了間際にスーパーゴールが生まれた。同33分、右サイドからのクロスをファーで待っていたMF山本崇斗（3年）は身体を倒しながらダイレクトボレーを選択。シュートはゴール右上隅に突き刺さる、ゴラッソとなった。

　このシーンを「高校サッカー日テレ公式」のXが公開すると、SNS上で「開幕戦にしてベストゴール」「これやばい」「なんちゅうゴールや」「スーパー」「改めてエグすぎ」と反響を呼んでいた。

　後半アディショナルには早稲田実に1点を返されたが、徳島市立が快勝で2回戦へと駒を進めた。