監督退任から3か月…中山雅史氏が沼津CRO就任 異例の人事も「今までとは違った形で」

今年9月まで監督を務めたレジェンドのフロント入りを発表した
アスルクラロ沼津は12月25日、元日本代表の中山雅史氏がクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)に就任することを正式発表した。今年9月まで監督を務めていたが、退任後もクラブに残留する異例の人事。J3からJFLへの降格となったが、フロントとしてクラブを支える。
中山氏は1967年9月23日生まれ、静岡県出身。ヤマハ発動機でキャリアをスタートさせ、ジュビロ磐田やコンサドーレ札幌、アスルクラロ沼津でプレーした。日本代表としては、1998年のフランスW杯で日本人初得点を記録するなど、日本サッカー界のレジェンドとして知られている。
指導者としては、2019年から沼津のU-18コーチや磐田のコーチを歴任。2023年からは沼津の監督を務めていたが、今年9月に退任していた。今回就任したC.R.Oは、スポンサーやサポーター、行政機関などのステークホルダーとクラブをつなぐ役割を担う。サッカー事業に比重を置き、ビジネス面からクラブをサポートしていくこととなる。
中山雅史C.R.Oのコメントは以下の通り。
「クラブリレーションズオフィサーに就任しました中山雅史です。監督、選手としては長い時間を現場で過ごしてきましたが、クラブを支える立場としては、まだまだ学ぶことばかりです。これまで現場で感じてきたこと、積み重ねてきた経験を土台に、今までとは違った形でチームを支え、クラブの力になれればと思っています。
来季はクラブリレーションズオフィサーとして、パートナー企業や地域、そしてサポーターの皆さまと向き合い、顔の見える関係を一つひとつ築いていきたいと考えています。アスルクラロ沼津が前に進んでいくために、自分にできることを全力で取り組みます」
(FOOTBALL ZONE編集部)
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