ポルトガル1部でまさかの光景 駆けつけた1人のアウェーサポに海外注目「信じられないような瞬間」

ポルトガル1部アロウカはアウェーでサンタ・クララと対戦
ポルトガル1部アロウカは現地時間12月21日にリーグ戦第15節でサンタ・クララと敵地で対戦し、0-0で引き分けた。アウェーのスタジアムに駆けつけたサポーターがたった1人だったとして話題を呼んでいる。
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日本人MF福井太智が所属するアロウカは敵地に乗り込んでの一戦に臨んだ。お互いにゴールを奪うことができない展開が続いた試合は最終的にスコアレスドローで決着。勝ち点1を分け合う結果となった。
試合後、アロウカの選手はゴール裏のスタンドに向かい、サポーターとハグをかわした。ホームスタジアムであれば大観衆が待ち受ける場所だが、なんとこの試合に駆けつけたアロウカサポーターは1人のみだった。リーグ公式Xは「試合終了後、アロウカの監督と選手たちはサポーターのもとに足を運び、一人ひとり感謝を伝えた」とたった1人のサポーターと選手が抱擁をし、交流の様子を伝えた。
ポルトガル紙「レコルド」も「試合終了のホイッスルが鳴った後、信じられないような瞬間があった。アロウカの選手とコーチ陣は唯一のファンに感謝の意を表した」と伝えていた。SNS上でも「美しい」「ファンが報われた」といったコメントが寄せられている。
かつてMF守田英正(スポルティング)も所属していたサンタ・クララの本拠地はポルトガル本土から1500km離れたアゾレス諸島にある。遠く離れた場所まで駆けつけたサポーターの存在にクラブも最大限のリスペクトを示していた。
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