播戸新社長が明かすカズへのオファー「どうなるかわからない」 会見で本音「一緒にやりたいと」

代表取締役社長に就任する播戸竜二氏【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
代表取締役社長に就任する播戸竜二氏【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

都内で会見を行った

 関西サッカーリーグ1部に所属するVELAGO生駒は12月24日、東京都内で記者会見を行い、2026シーズンより「IKOMA FC 奈良」にチーム名を変更し、元日本代表FW播戸竜二氏が代表取締役社長に就任することを発表した。新体制のもと、将来のJリーグ入りを目標にまずは関西制覇を目指す。カズこと元日本代表FW三浦知良へのオファーを認め「本当はカズさん来てくれますと発表できたら良かった」と本音を吐露した。

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「IKOMA FC 奈良」は奈良県・生駒市を本拠地としてVELAGO生駒から新クラブに生まれ変わる。播戸新社長は1998年にガンバ大阪へ加入後、“黄金世代”としてワールドユース・ナイジェリア大会に出場。21年の現役生活でJ各クラブを渡り歩き、Jリーグ通算109得点を記録。19年に現役を引退した。引退後はJリーグ特任理事やWEリーグ理事を歴任。解説者やメディア活動していた。

 新クラブの「IKOMA FC 奈良」は、歯科業界向けにメディカルテック事業や医療決済事業を展開するSCOグループの玉井雄介代表取締役会長が新オーナーを迎えて大規模な強化も目論む。そのなかで、カズにもオファーを出し、播戸社長は「3回会った」と明かした。

「鈴鹿に行って、僕が何も伝えていなかったものですから、カズさんは僕が結婚の報告にでも来るのかと思っていたみたいで(笑)。IKOMA FC NARAができる話と社長に就任する話をした。僕の心の中、頭の中には社長ができるような時がくれば日本サッカーの象徴のカズさんと一緒にやりたいというのがあった。何も考えずカズさんと話す思いだけで行った。カズさんの思いを聞いて、練習環境含めて聞いて3回重ねた形」

 そのなかで「本当はカズさん来てくれますと発表できたらよかった」と本音も吐露。オファーに感謝を受けたといい「年内に決められるということでどうなるかわからないところあるけど、もし来られなかったとしてもいつかはカズさんに来たいと思ってもらえるようなクラブを作っていきたい」と話した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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