欧州日本人が突如ベンチ外で「憶測を呼ぶ」 現地も驚きの采配「移籍の可能性も排除できない」

旗手怜央がベンチ外に【写真:REX/アフロ】
旗手怜央がベンチ外に【写真:REX/アフロ】

セルティックMF旗手怜央がベンチ外に

 スコットランド1部セルティックは現地時間12月21日にリーグ第18節でアバディーンと対戦し、3-1でウィルフリード・ナンシー監督体制での初勝利を挙げた。しかし、この試合ではMF旗手怜央がベンチ外に。現地メディアでは「ミステリー」「移籍の可能性も排除できない」と旗手の状況に注目している。

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 今季の旗手は公式戦25試合に出場して4得点3アシスト。調子に波はあるものの、ほとんどの試合で先発出場しており主力選手の一人であることは間違いない。

 今月3日に就任したナンシー監督の下でも起用され続けていた旗手だが、アバディーン戦ではベンチ外に。日本代表FW前田大然がスタメン、ここまで出番のほとんど与えられていなかったFW山田新(途中出場)、DF稲村隼翔もベンチ入りしたなかで突如チームシートから名前が消えた。

 セルティックはナンシー監督就任から5試合目にしてようやくの初勝利を挙げたが、試合後は旗手の処遇に注目が集まった。セルティック専門ニュースサイト「CELTS ARE HERE」は「セルティック、レオ・ハタテのミステリー」と見出しを打ち、「彼はベンチに入らなかった。負傷者リストにも入っていない。ただ欠場しただけだ。さらに衝撃なのは、その後だ。セルティック・パークでは試合後のインタビューでも、記者会見でも誰もそのことについて質問しなかった。セルティックの監督は旗手の欠場について追求もされず、自ら語ることもなかった。それは憶測を呼ぶものだった」と伝えた。

 単なる休息が与えられただけの可能性があるが、あまりに突然のできごとに現地でも困惑の声があがっているようだ。「67 HAIL HAIL」も今季の旗手は「良い試合をしてもその5試合は平均的な成績だ」と不安定なパフォーマンスにあることを指摘したうえで、「日曜日の試合に彼はいなかった。移籍する可能性も排除できない」と2028年まで契約を残し、十分な売却価値が残っていることから、チーム再編の一環として放出される可能性があるのではとの見解を示していた。

 セルティックは年内にまだ2試合を残しているが、旗手に出番は与えられるのか。今後の動向が注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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