苦境の日本人を「必要としていない」 古巣復帰噂も…専門メディアが否定的見解「功績を台無しに」

古橋にセルティック復帰噂も専門メディアが否定的
スコットランド1部のセルティックは、昨年1月まで同クラブでエースだったFW古橋亨梧の再獲得に乗り出すのではないかと報じられている。しかし、セルティック専門メディア「67Hail Hail」は、「蜜月(ロマンス)は忘れて、セルティックは古橋亨梧と1月の移籍市場で再契約を結ぶべきではない」と論じている。
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今季、フランス・リーグ・アンのスタッド・レンヌからイングランド・チャンピオンシップのバーミンガムへ1000万ポンド(約21億円)の移籍金で加入した古橋だが、高額な移籍金に見合う活躍はできていない。公式戦21試合に出場しているものの、ほとんどが試合終盤であり、決めたゴールはカップ戦の1ゴールにとどまっている。第19節のサウサンプトン戦で決定機を逃したことから、「反感を買い始めた」こともあり、古橋は長くバーミンガムにいないのではないかと言われ始めている。
そして1月の移籍市場でストライカー不足に苦しんでいるセルティックが、古橋に救いの手を伸ばすのではないかと話題になった。しかし、「67Hail Hail」は、「紙上では良い話に聞こえるが、クラブや選手が直ちに必要としているものではない」と、再獲得に否定的な見解を述べている。
ストライカーがセルティックの補強ポイントであることを認め、「亨梧はスコットランドでのサッカーを経験している。だが、本調子からはほど遠い。30歳であり、高額であるかもしれない。クラブが必要な長期的な契約にはならない。2度目の加入をしたことで、過去の功績を台無しにすることもあり得る」と、セルティックを離れた時の古橋が見られない可能性について指摘している。
そして、「セルティックに必要な選手は、この先何年にもわたって引っ張っていける選手だ。もしくは利益を生むために売却されるまで、在籍するような選手だ。ルイス・ムアンテアヌが、まさに好例だ。ディエゴ・ロッシもナンシー監督とのつながりから、名前があがる存在だ」と、現在はルーマニアのCFRクルージュに在籍するルーマニア代表の23歳やアメリカでプレーしている27歳のウルグアイ代表FWの名前を挙げ、「一つだけ確かなことは、来月には9番が加入することだ」と、まとめた。
古橋にとっても、ステップアップを望んで離れたセルティックに戻ることは、簡単ではないだろう。1月の移籍市場でセルティックは、どのような選手を加えることになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















