熊本の18歳FW神代慶人がフランクフルトに完全移籍「8年間ありがとうございました」

神代慶人がフランクフルトに移籍【写真:徳原隆元】
神代慶人がフランクフルトに移籍【写真:徳原隆元】

18歳でドイツに挑戦

 ロアッソ熊本は12月19日、FW神代慶人(くましろ・けいと)がドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに2026年1月1日付で完全移籍することを発表した。

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 神代は2007年10月25日生まれ、熊本県熊本市出身の18歳。181cm、76kgの体格を持ち、第二さくらスポーツクラブから熊本のアカデミーを経て2024年にトップチーム昇格。熊本一筋で育った生え抜きストライカーだ。

 J2リーグでは2024年に19試合5得点、2025年には21試合8得点と着実に成長を遂げ、2024年にはJ2最年少ゴール記録(16歳5か月5日)を樹立。翌2025年にはJ2優秀選手賞を受賞し、将来を嘱望される存在として注目を集めていた。

 また、各年代の日本代表に継続的に招集されており、2025年にはU-22日本代表にも選出された。2023年にはレアル・ソシエダへの短期留学を経験するなど、早くから世界を見据えてきた逸材でもある。

 神代はクラブを通じて「自分の夢を達成するために移籍という決断をしました」「世界で闘ってきます」とコメント。熊本育ちの18歳が、欧州の舞台へと大きく羽ばたく。

 神代のコメントは以下のとおり。

「このたび、アイントラハト・フランクフルトに完全移籍することを決断いたしました。生まれた時から熊本で育ち、10歳の時にロアッソ熊本ジュニアに加入しました。そこからロアッソ熊本で過ごした8年間、いろんな方々に支えられ、助けられてプロ契約や世代別代表にも選ばれることができました。

 ロアッソ熊本の選手になり、熊本を代表するサッカーチームでプレーすることにとてもワクワクしてました。最初はなかなか試合に出れなかったり、怪我に苦しめられたり、いろんなことがありました。しかし、どんな時でもアドバイスをくださる素晴らしいスタッフ、チームメイト、ファン・サポーターの方々に熱い声をかけてもらったり、いつも優しく接してくれた先輩方は全て僕の大切な宝物です。

 今回の移籍はとても難しい決断でしたが、自分の夢を達成するために移籍という決断をしました。これからはアカデミー選手の目標となれるように世界で闘ってきます。8年間ありがとうございました。行ってきます」

(FOOTBALL ZONE編集部)



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