契約更新リリースで「かなりの異例」 クラブの発表に反響「J全体に広まってほしい」

いわきFCの契約更新に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】
いわきFCの契約更新に注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

いわきFCの契約更新が話題

 J2のいわきFCは、12月18日に2選手との契約更新を発表した。そこでは、「2028年6月30日まで」と契約期間が明らかにされている。

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 発表されたのはDF遠藤凌(27歳)と、MF山中惇希(24歳)との契約だった。翌シーズンに向けた契約更新は発表するクラブとしないクラブがあるが、いわきFCはヨーロッパのクラブで多く見られるように契約期間を明らかにしている。

 昨年の同時期の契約更新の発表は、「2025年シーズンの契約を更新しましたので、お知らせいたします」というものだった。

 6月30日までという契約期間も、来年に行われるシーズン移行を意識させるものになった。ただ、それ以上に期間が明らかになることで、例えばこの両選手がその前に移籍した場合は、移籍金が発生することなどが伝わるものになる。

 ファンからも「J全体に広まってほしい」「かなりの異例だよな」「これはやってほしいかも!」といったコメントが寄せられ、注目を集めていた。複数年契約であることのみが明かされる場合はあるが、日本サッカー界では契約期間を明らかにすることに対して消極的だった、そうしたものに、一石を投じて新たな流れを生むものになるのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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