低迷ソシエダの新監督は「国外からやってくる」 元イタリア名手に久保の恩師…候補を現地報道

元イタリア代表MFチアゴ・モッタ氏が候補に
スペイン1部レアル・ソシエダは、今シーズンのラ・リーガで4勝4分8敗と大きく負け越しており、15位に低迷している。12月14日にはセルヒオ・フランシスコ監督の解任を発表し、レアル・ソシエダBを率いていたジョン・アンソテギ氏がクリスマス休暇までの暫定監督を務めることが発表されたが、スペイン紙「マルカ」はソシエダが新監督探しを加速させており、複数の候補をリストアップしていると報じた。
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日本代表MF久保建英も所属しており、日本でも注目を集めるソシエダだが、シーズン開幕前にMFマルティン・スビメンディがイングランド1部アーセナルに引き抜かれたことやFWミケル・オヤルサバルの負傷などの影響もあり、低迷している。
そうしたなか、クラブはフランシスコ監督を解任し、後任探しを開始している。「マルカ」によれば、元イタリア代表MFチアゴ・モッタ氏とアメリカ人のペッレグリーノ・マタラッツォ氏が有力な後任候補として名前が挙がっている。それ以外にも、マジョルカ時代にも久保と仕事をしていたルイス・ガルシア・プラザ氏、ガアルシア・ピミエンタ氏といったスペイン人監督の名前も挙げているが、「すべての状況を見ると、新監督は国外からやってくるだろう」と、スペイン人監督が就任する可能性は低いとしている。
イタリア系アメリカ人であるマタラッツォ氏は、ホッフェンハイム時代に現ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の腹心として働いた経歴を持ち、シュツットガルト、ホッフェンハイムで指揮を執った経歴を持つ。43歳のチアゴ・モッタ氏は、現役時代にスペイン1部バルセロナ、アトレティコ・マドリードや、イタリア1部インテル、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)でも活躍した名ボランチであり、引退後はPSGの育成年代やイタリアのジェノア、スペツィア、ボローニャ、さらにユベントスでも指揮を執っていた。
日本代表の11月シリーズの際、久保は「いらないリスク」として冬の移籍に否定的な考えを示しており、少なくとも今シーズンはレアル・ソシエダに残留する意向を示した。シーズン後には北中米ワールドカップも控えるだけに、久保がどんな状態で本大会を迎えられるかという点でも、ソシエダの新監督選びは大きく注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















