日本人がカップ戦決勝で同点弾も「甘かった」 連覇ならず…失点関与に現地辛口評価「危機招いた」

旗手怜央が同点弾もセルティックは敗戦
スコットランド1部セルティックは現地時間12月14日、プレミア・スポーツ・カップ決勝でセント・ミレンと対戦し、1-3でまさかの敗北を喫し、同大会の連覇を逃した。セルティックの日本代表MF旗手怜央は先発フル出場を果たしたが、先制点献上に関与したプレーもあり、現地専門メディアは辛口な評価を下している。
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セルティックはハンプデン・パークで行われた決勝で、開始わずか前半2分に先制点を許し、衝撃的な立ち上がりとなった。この失点シーンでは、旗手はフィジカルで競り負けており、またコーナーキックから再び失点した形となった。
その後、あわや2失点目という場面もあったものの、ウィルフリード・ナンシー監督率いるセルティックは反撃に転じ、前半23分には旗手の見事なゴールで試合を振り出しに戻した。ボール支配率が73%を超えるなどセルティックが優位に試合を進め、さらにFWケレチ・イヘアナチョのヘディングシュートがGKシャマル・ジョージに阻止されるなど、リードを奪うチャンスが複数あった。旗手、前田、イヘアナチョらが得点機会を得たが、前半は1-1で終了した。
しかし、後半はセルティックにとって「絶対的な惨事」となった。FWジョナ・アユンガがGKカスパー・シュマイケルの失点に関わるミスを逃さずヘディングでネットを揺らすと、その後アユンガがカウンターカウンターからこの日2点目となるゴールを決め、カップ戦の勝利を決定づけた。
この屈辱的な敗戦を受け、専門メディア「67Hail Hail」は、旗手怜央に10点満点中「5」点の採点を付けた。同メディアは「スタージョンの先制点では甘かった」と指摘し、「ランナーを追跡できず、あわや2点目となる危機も招いた」と厳しい言葉を並べた。その上で、同メディアは「この日本代表MFは、試合の悪いスタートを挽回する同点ゴールを決めた」として、「彼のゴールのおかげだけで5点」と評価を付け加えた。
旗手はゴールという結果で一定の評価を得たものの、守備面での課題が浮き彫りになる形となった。



















