中村敬斗が「華麗にネットを揺らした」 25m衝撃ミドル弾を現地絶賛「GKに隙を与えなかった」

スタッド・ランスの中村敬斗【写真:PsnewZ/アフロ】
スタッド・ランスの中村敬斗【写真:PsnewZ/アフロ】

中村敬斗がラヴァル戦で圧巻ゴール

 フランス2部スタッド・ランスは、現地時間12月8日に行われた第16節のラヴァル戦に4-0で勝利し、勝ち点を28に伸ばして暫定3位に浮上した。この試合で日本代表MF中村敬斗はシーズン7点目となるゴールを鮮烈なミドルシュートで決め、フランス紙「レキップ」が、「華麗にネットを揺らした」と称賛している。

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 今夏の移籍市場で中村は、よりレベルの高い舞台での戦いを求めて移籍を目指していた。しかし、クラブは中村の放出を認めずに北中米ワールドカップ(W杯)の前のシーズンをフランスの2部リーグで戦うこととなった。

 そうしたなかで中村は、レベルの違いをしっかりと示している。この試合の前半30分には、ピッチ中央でボールを受けると、スペースにボールを運び、DFの寄せが甘くなったところで思い切りよく右足を振り抜く。ドライブのかかったボールに相手GKは反応できず、ゴール左上隅に決まった。

「レキップ」では「中村がゴール! ランスが美しいワンタッチパスから華麗なフィニッシュで決める! 中村は前方にスペースを作り、25メートルの距離から右足で電光石火のシュートを放ち、GKサマサに防ぐ隙を与えなかった」と中村のゴールが称賛されていた。

 中村は4-0と勝敗が決まった後半34分までプレーして、チームを勝利に導く活躍を見せた。代表活動の度に自身の置かれている環境についての危機感を強烈なまでに口にしている中村だが、フランス2部でしっかりと個の力を見せつけている。

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